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【ガンダム】劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観た(第一部)、の話※レビューのため、ネタバレあり

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1.はじめに

閃光のハサウェイ」が映画になる、
そのニュースを聞き、
そんな日がくるとは‥と驚愕し、
これは死んでも観ないとダメだ、
と感じたのはもういつのことやら。
待ち焦がれすぎて忘れていたのも事実。
コロナのこともあり、延期に延期を重ね、
とうとう上映されると決まり、
あの頃の情熱はほぼ無くなってはいたが、
それでも重い腰を上げ、
観にいくことを決意するのであった。

2.映画化までの流れ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、
アニメ作品群ガンダムシリーズの1つで、
富野由悠季の小説作品。
機動戦士ガンダム』などと同じく
宇宙世紀」を舞台とする作品であり、
ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノア
主人公とする物語が展開される。

本作は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の
パラレルワールド作品である小説
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ベルトーチカ・チルドレン』
の続編として執筆されている。
ウィキペディアより

2018年11月21日、
機動戦士ガンダム40周年プロジェクト
発表会において、
ガンダムシリーズ40周年記念作品および
機動戦士ガンダムUC』以降の
宇宙世紀作品を各種メディアで展開する
『UC NexT 0100』の第2弾として
三部作で制作されることが発表される。
第1作は当初は2020年7月23日に
公開予定だったが、
新型コロナウイルス感染症の影響で
複数回延期され、
2021年6月11日に公開された。
ウィキペディアより

つまり、そもそも原作は小説であり、
長年映像化されることが待望されており、
それがとうとう実現したのである。
凄いことなのである。

ちなみに小生は小説版はいっさい読んでいない。
(ストーリーは何となく知っている)
しかし、登場するMS達は何故か具現化されていて、
特に「ベルトーチカチルドレン」に登場する
「Hi-νガンダム」「ナイチンゲール
そして「閃光のハサウェイ」に登場する
Ξガンダム」「ペーネロペー
が大好きなのである.
それが公式に映像化され、
動く姿が見れる、ということは
相当眉唾ものなのである.

3.あらすじ

第二次ネオ・ジオン戦争
(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。
地球連邦政府の腐敗は
地球の汚染を加速させ、
強制的に民間人を宇宙へと
連行する非人道的な政策
人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を
暗殺するという苛烈な行為で
抵抗を開始したのが、
反地球連邦政府運動
「マフティー」だ。
リーダーの名は
「マフティー・ナビーユ・エリン」。
その正体は、
一年戦争も戦った連邦軍大佐
ブライト・ノアの息子
「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイシャア・アズナブル
理念と理想、意志を宿した
戦士として道を切り拓こうとする
ハサウェイだが、
連邦軍大佐ケネス・スレッグと
謎の美少女ギギ・アンダルシア
との出会いがその運命を
大きく変えていく。公式HPより。




4.感想

とりあえず感想を思うままに
下記に言っていきます。
ここからはネタバレありです。

昔はあんなに危うかったハサウェイの
頼もしい感がすごい。
何かやってくれる感がある。
いるだけで存在感がすごい。
顔立ちはとても地味なのに。
でも時折見せる躊躇や葛藤が
今までのハサウェイっぽい、
というかニュータイプっぽくて
それもまたよい。

序盤モビルスーツが全然でない。
それでも十分おもしろい。
人間同士の肉弾戦や銃撃戦も
スリリングでよかった。
このままでなくても
楽しめるんじゃないか、と思ったくらい。

ギギがいけすかない。
ガンダムシリーズで必ず一人はいそうな
ウザさ爆発のキャラ。
挑発的で怖いものなんてありません、
男に興味ありません的な感じで
登場しながらも、
ハサウェイやケネスを誘惑したり、
MSの戦闘に巻き込まれた際には
涙を流し、
身動きとれないくらい
恐怖に慄いてるのかと思いきや、
その後あっけらかんとして見せたり、
キャラ設定が定まっていないのか?
って疑問が残るくらい
情緒不安定である。
クェスっぽくしてるのか?
それもよくわからない。
何か意図があるのか…。
今後判明するのか…?

ケネスのキャラがつかめない。
序盤クールでクレバーな感じかと思いきや、
後半SMみたいな鞭を持つなど暴力的な、
体育系的な感じになっている。
スーツ着た時と軍服着たときとの対比を表しているのか。

モビルスーツ戦が全体的に暗い(視覚的に)
爆撃、爆発などの明かりに凝っている。
映像美にこだわっている。
何気ない場面もドラマチックな演出をしている。

Ξガンダムの登場シーンが熱い。
宇宙に放り出されたΞガンダムが入った格納庫
にハサウェイがモビルスーツから侵入し、
爆撃をうけながらも出撃する、という流れ。
けどハッキリ登場したシーンがなく(見逃した?)
どうかわかりずらい。そもそも画面が暗すぎる。

Ξガンダムvsペーネロペーも全体的に暗い。
肝心のビーム・ライフルを囮にした一撃離脱戦法
の場面もよくわからない感じで終わってた。
(見逃しただけかなあ)
ペーネロペーパイロットの扱いが雑。
(時間的な問題もある)

途中話が進まなすぎて、このままだと時間オーバーだよ、
どういう結末にするの?なんて心配しちゃったけど、
案の定話途中で終わっちゃった。
まあガンダム40周年の特別企画みたいなもんだったろうから、
それはそれで満足だったし、
結末描くとなるとハサウェイが悲惨なことになっちゃうから、
それを見なくて済んだ、という安堵の気持ちも多少ある。
欲をいうならファンネルを使った戦闘も見たかったし、
ブライトが出てくるのも期待してたんだけど…。
でも評判が良ければ続編、なんて可能性もあるのかな、
とか観終わって感慨に耽っていたけど、
よくよく考えたら三部作なんじゃん、って思い出した。
最初のアナウンスがあってから長すぎて、
すっかり忘れていたよ。
しかし、次はいつになるんだろうなあ・・・。
想像するだけで怖いわ。

音楽について、
本編では終始ダイナミックで幻想的な
UCガンダムを彷彿させるBGMが流れていて、
作品の世界観とマッチしていたが、
エンディングのアレキサンドロスが
なんかミスマッチな気がして無性に気になった。
急にロックテイストかましてくるから、
受け付けなかったなあ。

エンドロール後に映し出されたあれは何だったのか。
映る時間が短すぎで英語読めなかったよ。
もう一回見ろ、ってことなのか?

5.まとめ

とても満足のいく作品だったと思う。
映画館で見て正解だった。迫力が違うね。
例え三部作ではなかったとしても、
この作品だけで十分満足できた。
たくさん文句は言ったのだが、
何だかんだ素晴らしい作品であった。
むしろ三部作作にすることにより、
次回の作品までのスパンが
長ければ長いほど、
次回作への期待値も上がり、
それが裏切られた時にゃ
目も当てられない。
この作品で終わればよかった、
なんて事にならなければいいが。

あと、上映する映画館が限定されているのが
ちょっとイケスカナイ。
自宅から結構離れてんのよね。
しかも「ペーネロペー」の限定プラモ
既に売り切れてたし。
最後まで文句タラタラ言っちゃった。

下記に予告と冒頭15分がYouTubeで公開されているのを
貼り付けたので、興味ある方は是非ご覧あれ。

www.youtube.com

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過去の「ガンダム」記事はコチラから↓
www.bystonwell-blog.com



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