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【ミスチル・新曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ 『生きろ』編の話


1.はじめに

記念すへき30周年を迎えた『Mr.Children
が発表したもう一つの新曲。
それが『生きろ』である。
2022年5月11日(水)リリースの
BEST ALBUM
Mr.Children 2015 - 2021 & NOW」
に収録されている。
ベストアルバムで新曲を発表するあたり、
まだまだ終わらんぞ、って感じで
「半世紀へのエントランス」を
これでもかってくらい醸し出してくるよね。

2.タイアップ

またこの曲は、2022年7月15日公開予定の
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』
の主題歌となっており、
歌詞や曲調の壮大さは映画の内容と
もろに重なっている。
この壮大なアレンジは、

3.アレンジ

アルバム「SOUND TRACKS」
でもアレンジを担当した
『スティーヴ・フィッツモーリス』
が手掛けているとのことだ。
グラミー賞を受賞した人らしいが、
よく知らない‥。
凄い人なんでしょう。

イントロが短い(というよりない)
ところとか、確かに「SOUND TRACKS」
の曲たちに似ているところがある。




4.曲のポイント

小生が感じるこの曲最大のポイントは
「歌詞」であろう。
もっとも特徴的なのは、
サビはじめの「追いかけろ」「問いかけろ」
「水掛け論」「鍵かけろ」などの
韻を踏んだ歌詞だ。
「永遠」でもあった
「時は行き過ぎる」「冗談が過ぎる」という
韻の踏んだ歌詞であるが、
小生的には「永遠」のほうが好きかなあ。
「生きろ」の韻の踏み方は
あまり捻りがなくて、単純すぎるような・・・。
それでも耳に残るキャッチーな
歌詞であることは間違いない。

先ほども少し触れたが、
アレンジはミディアムなテンポの中で、
壮大且つシンプルなものとなっていて、
ストリングスとバンドサウンド
絡み合った感じである。
一番のサビでのドラムは
「starting over」を彷彿させる
ものだったりするが、
今までにこんな感じの曲はなかったような。
似ている曲を頭の中で探したけど
見つからなかった。
ポップではないけど、
ダークすぎず、歌詞の内容も
トータル前向きなんだけど、
どこか闇の部分もあったりして、
こんな感じの曲は初めてかもしれない。

ギターソロもあるが、
もっと捻ったのが良かったなあ。
「himawari」までは求めないが、
「Documentary Film」ぐらい
頑張って欲しかったなあ。

5.まとめ

これまでさんざん文句を言ってきたが、
ラストのサビは圧巻で、
この曲の集大成を持ってきました、
みたいに歌詞、メロディ、アレンジすべてにおいて、
最高の盛り上げ方をしてくるあたり、
さすが「Mr.children」といったところである。

Mr.Children 30th Anniversary Tour
半世紀へのエントランス』もドーム公演から
スタジアム公演と切り替わり、
Sunnyさんいわく、
演目も変わっているらしく、
まだまだ突っ走っている「Mr.children」。
この曲もきっとライブで
歌っていることでしょう。
そしてこのライブの映像もきっと何かの形で
発売することでしょう。
(配信はちょっと出費が嵩むので
申し込みしませんでした。あしからず)
ではその日が来るまで、「生きろ」。

↓ちなみにMVもあってYouTubeで公開中。
メンバーが出演してるのはいいんだけど、
ただただ純粋に演奏しているMVがよかった。
Sign」とか「Your song」とかの
ただただメンバーが演奏しているだけの
MVが好き。

youtu.be

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【ミスチル・新曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ 『永遠』編の話


1.まえがき

Mr.children」が30周年ということで、
テレビ出演、ライブ、ベスト盤リリースと、
活発的に動き出して安心しております。
しかも新曲も発表ということで、
『SOUND TRACKS』時には、
「もうこれ以上のものは作れない」
的なことを言っていたので、
(とはいえ、そんなことは
いつも言っているのだが)
ちょっと心配していたが、
まだまだやる気があることがわかり、
万々歳といったところだろう。

30周年ツアータイトルが
『半世紀へのエントランス』
というところからも、
まだまだ解散する気がないことが
窺える。

そしてベスト盤に収録される
新曲2曲。
『永遠』と『生きろ』。
どちらもタイアップがついている
というのが驚きである。
どんだけ需要あるのよ。

今回は一足先に公開された
『永遠』についてお話ししたいと思う。

2.新曲『永遠』について

『永遠』は2022年3月24日に
配信限定でリリースされた。
Netflix映画『桜のような僕の恋人』主題歌。
桜井さん曰く、
この映画のために書き下ろしたという
ことで、映画のストーリー寄りの歌詞
となっている。
そしてこの曲の最も特筆すべきことは、
小林武史が久しぶりにアレンジに絡んでいる、
ということだろう。
この曲を聴くと、なるほどアレンジが
ミスチルっぽい」と感じる。
それは決して『昔っぽい』という
意味ではなく、
今のMr.childrenでのミスチルっぽさ
が出ている、といったらいいのか。
どう表現すればいいのか
頭を悩ますところだが、
『待ってました』
という言葉が一番合っているかもしれない。




3.曲調・歌詞

ピアノとストリングスサウンド
全面に出た今回の楽曲。
小林氏のアレンジらしい
イントロのピアノがとても印象的である。
THEラブソングといったアレンジ
ではあるのだが、そんなに甘ったるくない
のがミスチルのいいところ。
歌詞は前述した通り、
タイアップの映画に寄り添った内容
となっている訳だが、
その中でも桜井節が全面に出ている
小生のお気に入り歌詞を紹介したい。

時は行き過ぎる
そこになんらかの意味を
人は見出そうとするけど
冗談が過ぎる
たとえ神様であっても
死ぬまで許さない

この抽象的なニュアンスが、
絶妙な韻の踏み具合もあいまって
桜井さんらしい。
そして言葉のチョイス。
『冗談が過ぎる』
なんて普通ラブソングの歌詞で
使わないでしょ。
このセンスはどこからくるのでしょうか。
ほんと羨ましい。

4.好きなエピソード

久しぶりの小林氏との共作での
エピソードで、小林氏がナカケーに
「上手くなった」的な言葉を掛けた、
というのがとても印象的だった。
これだけ長く続けているバンドでも、
やはり技術の上達というのは、
あるもんなんだなあ、と感心した。
生涯教育とかリカレント教育とか
いうけど、大人になっても学ぶこと、
上を目指すことって大事なんだよね。
その上昇志向がなあ、もっと持てたら
いいんだけど。
世の中、大人になっても
バイタリティ溢れている人が
たくさんいるよね。
見習なきゃだね。

5.まとめ

ということで、今回は
『永遠』という新曲を
紹介した訳だが、
既に『ミュージックステーション
で披露されていたり、
今後は『SONGS』で披露する予定
なので、露出が増えることが
とても楽しみである.
ライブには行けないけど、
いずれ映像化されるだろうから、
それを心待ちにしておこう。
そしてまだ見ぬオリジナルアルバムが
リリースされるその日まで
『生きろ』。

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【雑談・必殺シリーズ】好きな仕事人をランキング形式にしてみた、の話

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1.はじめに

寂しさに宿を立ちいで眺むれば 
空に真っ赤な雲の色 
この世は真っ赤な嘘ばかり
嘘と悪とで押しつぶされた 
お前に代わって悪人どもを 
真っ赤な血潮で染め上げましょう
仕事が済んだその上は 
これやこの行くも帰るも別れては 
知るも知らぬもお前と私 
仕事人の掟でござんす

必殺仕事人V 激闘編 
OPナレーションより

いやあ、時代劇は、必殺だねえ。
小生が一番好きな時代劇ドラマといえば
やっぱり「必殺シリーズ」。

その中でも「必殺仕事人」シリーズは
再放送とかで何度も見たなあ。
幼心にグサっときたなあ。

そんな「必殺仕事人」シリーズのなかから、
好きな仕事人をランキング形式で紹介していきたい。

ベッタベタなランキングになっちゃうかも。
そこはご愛敬ということで。

2.5位 『組紐屋の竜』

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第5位は
組紐屋の竜
(くみひもやのりゅう)。
京本政樹』が演じた。
シリーズ初登場は『必殺仕事人V』の
序章であるスペシャ
『必殺仕事人意外伝
主水、第七騎兵隊と闘う
大利根ウエスタン月夜』。

表の姿は日本橋に店を構える
組紐職人であるが、
裏では派手な衣装に身を包み、
闇の仕事を行う異色の仕事人。
組紐を投げて相手の首に絡め、
宙吊りにする殺し技を得意とする。
色白で線の細い女性的な外見とは裏腹に
腕力はかなり強く、天井板や屋根瓦を
突き破って相手を吊り上げたり、
両手で一本ずつ組紐を投げ、
2人同時に吊って仕留めるという
荒技も度々披露している。
ウィキペディアより)

後述する『勇次』に
似た派手な出で立ち、
殺し方(吊るし型)で、
最初は勇次の二番煎じ感が
否めなかったが、
次第に竜ならではの
個性が醸し出されたのか、
勇次とは別の仕事人として確立した。
とはいえ元祖吊るし型
「勇次」には一歩及ばず、
順位は5位となった。

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3.4位『三味線屋の勇次』

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第4位は
三味線屋の勇次
(しゃみせんやのゆうじ)。
初出演作は『新・必殺仕事人』。
中条きよしが演じた。

表の稼業は三味線屋。
母親で裏稼業の師匠でもある、
おりくとともに
三味線の皮の張り替え、
端唄の出稽古で、生計を立てている。

裏の仕事の遂行時は
三味線の三の糸(一番細い糸)に
ろうそくの蝋と油を染み込ませ、
悪人の首に投げ付けて巻き付け、
窒息死させる。
登場初期は、あらかじめ輪を作った
三味線糸を標的の首に掛け、
そのまま相手を宙吊りにする
姿も見られたが、
物語が進むにつれ、
糸を飛ばして首に絡めて、
木の枝などから相手を吊り上げ、
糸を指で弾いた振動で
止めを刺すようになった。
登場初期は裏稼業の時も
服相は普段と変わらない
地味めの格好であったが
次第に白や紫といった
派手な着物を着るようになり、
必殺仕事人IV』第23話より、
仕事の際に「南無阿彌陀佛」と
背中に刺繍された羽織を着用している。
ウィキペディアより)

有名度で言えば、
中村主水」の次にくるのでは、
というこの「勇次」ではないだろうか。
なにせ独り立ちして
作品出しちゃってるからね。

殺し方が機械的に構築され、
いつも単調ではあるのだが、
その「いつもの」
一連の流れが素晴らしく、
何度見ても飽きない、
飽きさせない。
この勇次の所業で、
三味線の弦が怖くなった人は
少なくないはずだ。

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3.3位『花屋/鍛冶屋の政』

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第3位は
花屋/鍛冶屋の政
(はなや/かじやのまさ)
初登場作品は『必殺仕事人V』。
村上弘明が演じた。

当初の表の稼業は花屋。
必殺仕事人V・激闘編』以降は転職して
鍛冶屋(鍋や釜を作る野鍛冶)になる。
初登場時の設定年齢は24歳。

殺し技は当初、折り割った花の枝で
悪人の延髄を刺していた。
鍛冶屋に転職した後は
柄が木製の組換式手槍に持ち替えた。
作中の描写では、
「自分の柄ではないので(花屋は)辞めた」
と本人が語っており、
鍛冶屋に転職するとともに技を変えた。
ウィキペディアより)

「竜」が「勇次」の代わりなら、
「政」は「秀」の代わり、
表面的に見るとそんな印象が
強いかもしれないが、
花屋時代は仕事に行く途中に
生えてるそこら辺の木から
枝を折り、それを殺しに使用する、
という、とても秀とは似つかない、
貧乏に見える(いい風にいえばワイルド)
ことをしていた。
鍛冶屋になってからも、
手槍を組み立てる姿は
どこか無骨で、「秀」には
似ても似つかない感じだった。
手槍を組み立てる際の
「カチャ」という音が
なんともたまらない。

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4.2位『飾り職人の秀』

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第2位は
飾り職人の秀
(かざりしょくにんのひで)。
初登場作は『必殺仕事人』。
三田村邦彦が演じた。

名前通り、表の稼業は飾り職人。
裏の仕事の遂行時は、
黒装束に身を包む。
初期の殺し技は
細工用の鑿(のみ)を使用し、
悪人の急所に素早く突き刺して、
死に至らしめる。
『必殺仕事人』第18話で、
所持品検査が厳しい場で
仕事を行うために、
代わりに焼き入れ加工した
簪(かんざし)を用いた。
後に簪が定番の武器となり、
殺しの他に威嚇として
投げ付けることもある。
ウィキペディアより)

前述で最初は鑿(のみ)を使用した、
とあるが、そんなイメージは
ほとんどなく、「秀」の殺し道具といえば
「金の簪(かんざし)」一択だろう。
簪を首元に刺す前に、
「ピキーン」と鳴らす所作は
もう芸術の域に入るだろう。
秀の好きなところは、
殺しの時に「黒装束」
に着替えるところ。
「竜」や「勇次」は
派手な恰好するのに、
「秀」はきちんと
殺しのために闇に紛れる。
なのに水際でバッシャバッシャ
もみ合いになり、
やっとのこさ簪を刺すところとか、
憎らしいけど憎めない。

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5.1位『中村主水

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第1位はもちろんご存じ
中村 主水(なかむら もんど)。
藤田まことが演じた。
同心(警察)の立場を利用して、
標的の経歴や身分を調べ上げる
密偵」の役割と「殺し」の
役割を両方担う。
敵は主水が犯罪を
取り締まる立場である為、
殺し屋だと疑う事がほとんど無い為、
大半が油断して殺される
パターンがほとんどである。
必殺仕置人』で
棺桶の錠が持ち掛けて来た、
百姓娘の父親の仇討ちを
請け負ったのをきっかけに、
裏稼業に足を踏み入れた。
以降、「仕置人」や「仕事人」
などと名乗りながら、
長きに渡って裏稼業を続けてきた。

当初は参謀として登場し、
殺しを行った仲間たちの撤収や、
侵入が困難な大名屋敷の
潜入の手配を主に行っており、
『仕置人』は特にその傾向が強く、
実際に殺しを行うのは鉄と錠だけで、
サポートにすら関わっていない
エピソードも存在する。
その後、主に実働隊の一員、
リーダーとして活躍し、
なおかつ参謀として計画を
立案することもある。
殺し技は剣術。
ウィキペディアより)

「主水」がまず特別なのは、
1人だけ殺しの場面で
専用のBGMが
用意されているところだ。
アップテンポのBGMから
急にしっとりとした
曲に切り替わり、
主水があらわれ、
脇差を使用し、
不意打ちで相手を仕留め、
捨て台詞を吐いて去っていく。
この流れはとても美しい。

そんな主水も、初期の頃は
バリバリ殺陣をやってた。
長刀でバッサバッサ
相手を切っていた。
剣術の腕はすさまじく、
一瞬で仕留めることもある。

そして主水といえばもう一つ。
それは「マフラー」
時代劇なのにマフラーをし出した
唯一のキャラクターではないだろうか。
それがまた似合うんだなあ。
口元を隠すようにマフラーを
ずり上げる仕草は後世に
語り継がれるのではないだろうか。
この主水の姿から、
着物にマフラーをしても
おかしくない世の中に
なったのではないだろうか。

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⒍.番外編『念仏の鉄』

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番外編はこの人、
念仏の鉄(ねんぶつのてつ)。
山郫努演じる架空の人物である。
江戸の観音長屋で
按摩を営む破戒僧。
殺し技は骨外し。
骨接ぎで得た
人体骨格の知識を元に、
相手の腰骨や喉を指先で破壊し、
死に至らしめる。
殺しの際は
レントゲンの映像に切り替わり、
骨が折れたり外れる描写がされる。
一切武器や道具を使わず
全て素手で行っており、
頑丈に鍛えた
指先の力は相当で、
屋内の木の壁を
突き破ることも可能。
人体の構造を把握している為、
殺さずに半身不随にしたり、
声を出せないように
することも可能であり、
生き地獄を味わわせることもあった。
ウィキペディアより)

「鉄」がなぜ番外編かというと、
鉄は「仕事人」ではなく「仕置人」だからだ。
「仕事人」として含めていいならば、
堂々の1位に輝いていた。

「鉄」の好きなところはまずキャラ。
坊主(僧侶という意味)なのに、
女好き、金遣いが荒い、冷徹、
というベタといえばベタなキャラ設定だが、
山郫努の演技が素晴らしいのよね。
そして実は仲間思い、というこれまた
ベタなキャラ設定なのである。

そして鉄といえば
何といっても殺し技。
道具は一切使わず
己の手(指)のみで相手を仕留める。
前述にもある通り、
レントゲンの映像に切り替わるのが
なんともたまらない。
似たような殺し技の持ち主に、
「壱」という仕事人がいて、
壱は素手で首の骨を折る、
というやり方で、
なおかつキャラも似ている。
壱も好きだけど、やっぱり鉄が
一番だよね。

さらに、鉄といえばやっぱり
最期の姿だよね。
右腕を黒焦げにされながらも
その黒焦げの手で最後の殺しを
やってのける。
そして女郎宿で絶命する、
という、この脚本書いた人
はすごい。すばらしい。
鉄の魅力を最大限に引き出して
終わらせている。
そんな「鉄」は真の1位です。

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【雑談】『あぶない刑事』って何で面白い?考察してみた、の話

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1.前置き

小生は刑事ドラマが好きな部類の人間であろう。
そして、刑事ドラマ好きのきっかけとなったのは、
何を隠そう『あぶない刑事』だったのだ。
『あぶない刑事』の「柴田恭平
(as大下勇次)に憧れ、
コルト・パイソン2.5インチ」の
エアガンを買ってもらったり、
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『もっともあぶない刑事』
(あぶない刑事の劇場版)を
小学生ながら映画館へ2回観に行ったり、
パンフレットを穴があくまで見たり・・・。
はっきり言って当時はドラマの内容を
理解していたなど微塵も思っていない。
しかし「あぶない刑事」は小学生であった
当時の小生のハートを鷲掴みしていたことは
真実である。では、なぜ「あぶない刑事」を小生は
そんなに魅力的な刑事ドラマと捉えていたのか、
様々な角度から考察してみたいと思う。

2.「あぶない刑事(あぶないデカ)」とは

1986年10月から1987年9月にかけて
日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。
その後、翌年にはテレビシリーズ第2作
『もっとあぶない刑事』が放送された他、
映画、テレビスペシャルといった
シリーズ展開も行われた。
再開発を間近に控えた横浜を舞台に、
神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、
タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と
ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の
破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。
派手なアクションシーンに加えて、
軽妙なジョークを交えた掛け合いや
都会的なファッション性などを前面に出し、
足掛け30年にわたり、
テレビシリーズ・スペシャル累計77エピソード、
劇場映画7作品が製作される人気シリーズとなった。
基本的には一話完結型である(ウィキペディアより)

3.刑事ドラマジャンル分け

小生の持論ではあるが、一口に刑事ドラマと言っても、たくさん種類がある。

西部警察』、『ゴリラ』などの
「ハードボイルド・ガンアクション系」

太陽にほえろ』、『さすらい刑事』、
『はぐれ刑事』、『はみだし刑事』などの
「人情系」、

『相棒』や『古畑任三郎』などの
「推理系」、

踊る大捜査線』などの
「リアル・コミカル系」

こうやってあらためて分類してみると、なかなか面白い。

それでは『あぶない刑事』は
この中のどのジャンルに分類されるのか、
というと初期の頃は
「ハードボイルド・ガンアクション系」になるのかな。
だんだんとコミカル要素が強くなっていくけど。
だからといって小生は
西部警察』(そもそも世代じゃないが)や
『ゴリラ』(はまあまあ好きだけど)も
『あぶない刑事」と同じくらい好きか、
といわれるとそんなこともない。
代表取締役刑事』や『刑事貴族
(ハードボイルド系)なども
リアルタイムで見ていた記憶はあるが、
そこまでハマった記憶はない。
また、『あぶない刑事』の
コミカル要素が好きだったか、
というとそういうわけでもない。というのも、
コミカル要素に全振り(言い過ぎ)した
『あぶない刑事』劇場版4作目以降を
小生は受け付けなかった。
ともあれ小生がこんなにも『あぶない刑事』
を好きとなった理由は、
そんな単純ではないことがわかった。
というわけで『あぶない刑事』の
好きな要素をあぶりだしていきたいと思う。



4.『あぶない刑事』が面白い理由

1.ドラマに流れる曲たち

『あぶない刑事』の主題歌、挿入歌
として有名なのは、
舘ひろしの「冷たい太陽」や
柴田恭兵の「RUNNING SHOT」などであるが、
その他にも英語詞の曲たちがたくさん流れるのだ。
それが素敵なのだ。
横浜という舞台、タカとユージの
振る舞いにリンクして、
ドラマをより一層盛り上げる。
小生的にとってこの曲たちのセンスは抜群。
(劇場版4作目以降はこういった
曲の演出は少なくなっている)

そこで、小生が選ぶ『
あぶない刑事』英語詞挿入歌を紹介しよう。

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2.ドラマを彩るサブキャラクターたち

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『あぶない刑事』の主役といえば
もちろんタカとユージだが、
小生はそれ以上にサブキャラクターの
存在に惹かれているのだ。
仲村トオル(as町田透)や
浅野温子(as真山 薫)の存在はもちろん、
ベンガル(asナカさん)、山西道広(asパパ)、
木の実ナナ(松村課長)など、
多数のキャラクターのどのキャラクターも好きなのだ。
特に一番好きなのは、
「中条 静夫」扮する「近藤課長」である。
ご存じタカとユージの上司役なのだが、
普段は体裁を気にし、
いつもめちゃくちゃする
タカとユージを怒鳴りつけるのだが、
本当は部下を大切に思っていて、
信頼していて、部下がどんなミスをしても、
自ら責任を取る覚悟はいつもできている、
という佇まいがすごくいい。
タカとユージとの掛け合いも絶妙で、
とても相性が良かったと感じる。
残念ながら、中条さんが亡くなってしまったため、
これまた劇場版4作目以降は出演なし。
「近藤課長」の存在は、小生が『あぶない刑事』
を好きになった大きな要因の一つであろう。

3.シリアスとコメディのバランス

初期の『あぶない刑事』は
シリアスなストーリーの中、
コメディを演じるタカとユージ、
という絶妙なバランスがあったと思う。
コメディ要素がシリアスさを引き立て、逆もまた然り。
しかし、だんだんとコメディ要素の割合が増え、
小生が好きな比率じゃなくなってしまった。
それが劇場版の4作目以降だと考えている。
そして、その絶妙なバランスを担っていたのは
タカでもユージでもなく、
「近藤課長」だったように思える。
近藤課長は静と動がはっきりしていて、
それが物語とリンクしてくる。
近藤課長の一挙手一投足が
『あぶない刑事』の本質を
表しているのではないか、
そう思えてならない。
『あぶない刑事』の顔はまさしく
「近藤課長」だったと
小生は胸を張って言える。
だから近藤課長が出なくなった
劇場版4作目以降は
バランスを崩してしまったのだなあ、
と物思いにふけってみる。
ただ一つ、誤解しないでいただきたいのは、
決して小林稔二をダメだと
言っているわけではない。

5.まとめ

結論を言うと、小生が
『あぶない刑事』を好きになった理由は
「近藤課長」の存在が大きい、
ということであった。
おそらく小学生ながら、
「近藤課長」の魅力を
頭ではなく心で感じていたのだろう。
理解はできなくでも、
感情は動いてしまったのだろう。
そして何度も言うが、
小生にとっての『あぶない刑事』は
劇場版3作目『もっともあぶない刑事』
で完結している。それ以降の作品は・・・。
まあ人それぞれだよね。
個人の感想として捉えていただければ。

そして、もっというと
『相棒』も『古畑任三郎』も『踊る大捜査線』も
『あぶない刑事』と同じくらい好きだ。
おそらく分析すると、似たような結果が出るような出ないような・・・。

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【グルメ】『びっくりドンキー』でモーニングセットを注文したら何かいろいろ捗る気分に浸れる、の話

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1.前置き

とある日の朝、
平日の休みという正義を手に入れた小生は
シャワーを浴びないことも厭わないくらい
(いや、シャワーはしっかり浴びた)
『モーニング』が食べたくて、
とにかく無性に『モーニング』が食べたくて、
足早に車を走らせ、
『モーニング』探しに出掛けるのであった。
なぜそんなに『モーニング』が食べたいのかって?
そりゃまあそういう気分に
浸りたいからに決まっている。
できる男を演出したいからに決まっている。
特に立て込んでる仕事や作業があるわけじゃない。
そもそも休みの日にまで仕事をするタイプではない。
でもそんな感じを演出したっていいじゃない。
そんな気分に浸っていいじゃない。
この世界は何だって受け入れてくれる。
許してくれる。そう、いつだって。

2.びっくりドンキーとは

・・・そうして小生が
『モーニング』の場所に選んだのはここ。

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そう、皆さんご存知『びっくりドンキー』。

びっくりドンキー』とは・・・

1968年12月、岩手県盛岡市に誕生した
ハンバーガーとサラダの店「べる」。
13坪の、そのこぢんまりとしたお店には、
「小さな店であることを恥じることはないよ。
その小さなあなたの店に人の心の美しさを一杯に満たそうよ」
という言葉が掲げられていました。
この小さな店こそが、びっくりドンキーの原点です。

「手作りの温かさを表現したい」という思いで、
スタッフ総出で内装を手掛けるようになったのは、
この4年後に開店した新店舗から。
こうした思いが、店舗ごとに店づくりのテーマを決め、
お客様に楽しんでいただける趣向を凝らした
現在のびっくりドンキーならではの
「独創的な店づくり」に受け継がれています。

店づくりだけではなく
食づくりへのこだわりが生まれたのもこの頃。
お店の主力メニューをハンバーガーから、
ハンバーグランチへ転換。
これが、びっくりドンキー
おなじみのディッシュメニューの原型となりました。

盛岡市で生まれた13坪の店「べる」は、
こうした数々の試みを繰り返しながら、
その後「びっくりドンキー」の名で全国へ展開。
食の提供を通じて、人の幸福と健康に貢献する。
自然と環境を大切にする。
創業当時から求めつづけている私たちのこの精神は、
これからも変わることはありません。

(公式ホームページより)




3.豊富なモーニングメニュー

びっくりドンキー』といえば、
とにかくドチャクソ美味い「ハンバーグ」
のイメージだが、
以前より『びっくりドンキー』の
『モーニング』が気になっており、
いつか行きたいと思っていたのだ。
メニューが豊富だし、何より安い。
そんな豊富なメニュー達を一部紹介したい。

まずは「卵かけご飯」。そう「TKG」。

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朝食って感じだよね。
気分に浸れるよね。
でも、できる男は演出できない、かな。
いや、好きなんだけどね。
めっちゃ好きなんだけどね。
どっちかっちゃあこれが一番自分に似合うんだけどね。
って誰が「頭が生たまこ」じゃ!
このセットで330円って。
素晴らしいよね.

続いて「トーストセット」。

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ゆで卵付き。
これはまさに「朝」だよね。
出来る男の「朝」って感じだよね。
「プレーン」の他に、
「チーズ」と「ポテサラ」がありんす。
びっくりドンキー」のポテサラって
なんであんなに美味しいのか。
ハンバーグINしか食べてないけど。
「プレーン」なら330円。
しかも珈琲おかわり無料って。
何かはわからんけど、捗るわあ。

そして最後は「ミニバーグディッシュ」。

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朝から「ハンバーグ」でもイケる。
ドンキーのハンバーグはいつだってイケるよ。
しかもハンバーグの種類が豊富。
よりどりみどりでやんすよ。
こりゃ朝から迷っちゃうね。
スタンダードなやつなら440円。
安いよ。安すぎだよ。

4.実食

悩みに悩んで小生が注文したのは・・・。
「プレーントーストセットサラダ付き」。
なんと440円。
「バーグディッシュ」にするか、
本当に悩んだ。だってドンキーに来たら
「ハンバーグ」食べたくなるよね。
でもここは出来る男を演出するために、
「トーストセット」にしたのだ。
そんな自分を褒めてやりたい。
まずは珈琲。

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これがおかわり無料、だなんて。
そしてサラダ。

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ドンキーのサラダ、なんか美味いよね。
ドレッシングかな。でもそのままでも美味い。
しかしキンキンに冷やしてるなあ。
胃袋が凍えるぜ。
最後はメインのトースト。

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普通に美味しい。バター?マーガリン?付き。
たっぷり塗って食べました。
ゆで卵は剥くのめんどくさい。
塩がついてきて、味も安心。
珈琲おかわりしてやったぜ。
でも一杯の量がハンパないから、
2杯飲んでフィニッシュ。
お腹タプタプやで。

というわけで、
びっくりドンキー」の「モーニング」は
予想通り捗りました。
小生の地域では8時から11時までが
「モーニング」タイムでした。
ちょっと寝坊しても、
余裕で「モーニング」食べられるね。

その他の「グルメ」記事はコチラ↓
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【プロレス】好きな日本のプロレスラーを挙げてみた①(まずは3人)の話

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今回は小生の好きな
プロレスラーについて語りたい。
このブログをまじまじと
見ている人なら察しがつくであろうが、
やはりあの二人は出てきます。
いい加減にしろ、いいかげんに1000回
和田アキ子なら言いそうなものだが、
そこはご愛敬ということで。
今活躍している選手も紹介したいところだが、
まずは古き良き時代の
レスラーを紹介する、
ということで。
(今もいいプロレス時代だと思ってます)

1.三沢 光晴

・THEプロレスラー

小生にとっての「THEプロレラー」
といえばこの方である。
この方のおかげでプロレスの
本当の魅力を見出すことができた、
といっても過言ではない。
プロレスとはエンターテイメントであり、
一部ではショービジネスと称されているが、
この人のプロレスには
「真剣」・「本気」が常に感じられ、
純粋な「プロレス」が味わえる
ような気がした。
(いわゆるこれが
四天王プロレス」というものであろう)
涙が出るほど感動する試合があるほどである。

※「四天王プロレス」とは・・・
 リングアウトや反則など
 プロレスが持つ不透明な要素を排除して
 ピンフォールによる決着のみを目指し、
 相手を立ち上がれない状態に追い込むために
 脳天から垂直に落下させる技や
 高角度でリングから場外に落とす技を
 多く繰り出したプロレスのこと。
 (ウィキペディアより)

・多彩な技

かつては「タイガーマスク」として
ジュニアヘビー級として
覆面レスラーを経験したことから、
ヘビー級になってもロープ際やコーナーから
場外へ向けての空中殺法を
頻繁に繰り出すなど、
多彩な技を披露していた。
また、ベテランになっても
「エメラルドフロウジョン」などの
新たな技を開発するなど、
試合を盛り上げることに余念がなかった。
そして「エルボーパット」という地味な技を、
1つのプロレス技として
広く世間に知らしめたのは、
この方の功績が大きいであろう。

・人柄

普段は無口で真面目、
というイメージが強いが、
テレビ番組などでは、
意外とおしゃべりでそしてエロい。
また、NOAH
(三沢が作ったプロレス団体)の
旗揚げ直後、自身と同じように
全日本プロレスを辞め、
付いてきてくれたレスラーに
給料を支払うため、
自身の保険を解約したり、
自身の家を担保にして
お金を借りたりした、というエピソードや、
他団体の親しい選手の引退試合を主催し、
その収益全部を引退選手へ渡す、
というエピソードから、
仲間を大切にする、というイメージが強い。
そういった面から、ファンだけでなく、
同業者からも慕われ、
プロレスラーとしての
地位を確立したと思われる。

・三沢の最期

三沢光晴」という偉大なレスラーは、
46歳という若さでこの世を
去ってしまうのだが、
致命傷がリングの上で
バックドロップを喰らったこと、
というのが、何とも切ない。
プロレスラー冥利に尽きる、
といえば聞こえはいいが、
本人は望んでいなかったかもしれない。
そもそも三沢自身の身体が悲鳴を上げていて、
もう限界だった、という話もある。
しかし三沢は選手を引退しなかった。
というよりできなかったのだろう。
ファンは「プロレスラー」としての
「三沢」を望んでいて、
それは本人にもわかっていたのだろう。
それくらい「華」がある
唯一無二のプロレスラーだった。

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2.小橋 建太

・素と試合のギャップがすごい

小橋建太というプロレスラーの
すごいところは、
どこまでも愚直にプロレスと
向き合っているところだ。
その愚直さが時には残酷さを兼ね備え、
危険な技を繰り出させる。
その顕著な例として、2003年に行われた
蝶野正洋との一騎討ちでは、
何度も起き上がってくる蝶野に対して、
あの危険な技の代名詞、
ハーフネルソンスープレックス
を計6発を叩き込んだ。

-「ハーフネルソンスープレックス」とは-
ハーフネルソンの体勢から左手で
相手の前タイツ部分を掴み、
そのまま後方に投げる。
受ける側は脳天から
まっさかさまに投げ飛ばされる。
ウィキペディアより。

また、「スリーパースープレックス」なる
危険極まりない技を使っちゃったりする。
要はスリーパーの状態から
そのままスープレックスしちゃう、
というシンプルなのか、やっつけなのか、
とにかく力任せでぶん投げる、
みたいな技を使うのである。
首固定しているからとにかく危険なのだ。

と、いうように、
ビーフェイスで有名な小橋だが、
試合になると人が
変わったかのように非情になり、
相手が起き上がらなくなるまで攻め続ける。
その素と試合時のギャップが魅力的なのだ。
ただし、自分が攻められることには弱い。
すぐに起き上がれなくなる。
そして場外へ逃げる。
それでも最終的には勝っちゃうわけだから、
すごい。

・フィニッシュ技に華がある。

先ほど触れた
ハーフネルソンスープレックス
(これは何度も連発する技と化したが)
のほか、「剛腕ラリアット
ムーンサルトプレス
「リアル・ブレーンバスター」
バーニングハンマー」など、
フォールに繋がるフィニッシュ技に華があり、
試合が長時間になっても見ていて飽きない。
フィニッシュ技が相手にひとつずつ返されて、
後がどんどんなくなって来てからが
この人の真骨頂。
次はどの技を繰り出すんだ?
もしかして封印したあの技?
なんて期待がどんどん膨らみ、
試合に色を添える
(でもこの感覚になるのは
対三沢戦だけかもしれない)

・ケガ、病気が多い。でも復活する。

膝のケガが多く
ムーンサルトプレス
得意技にしている人には付き物)、
その度に長期離脱を免れない。
でも必ず復活する。
そしてなぜか強くなってる。
2006年には腎臓がんになるが、
これも復活。その直後に両膝のケガで
長期離脱するもこれまた復活。
その後もケガ⇒復活を何度も繰り返す。
だから鉄人と呼ばれる。
しかし、その時は来てしまう。
さすがに歳も重ね、
ケガ+歳には勝てなかったか、
惜しまれつつも2013年に引退した。
これほどケガ、病気の長期離脱から
復活を何度も経験し、
且つ強くなって帰ってくる、
というプロレスラーは小橋くらいだろう。

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3.武藤 敬司

・プロレスセンス抜群の男

世の中には2種類の人しかいない。
センスがある人とセンスがない人だ。
武藤敬司」はプロレスセンスの
塊のような人だと
小生は思っている。
三沢光晴」もまた、
プロレスラーとしてはセンス抜群だと思う。
しかし武藤と三沢の
「センス」には違いがある。
三沢の場合は技においての
センスが長けている、
という言い方が正しいと思う。
武藤の場合はプロレスそのものの、
センスが長けている。
自分が出場した試合においては、
エンターテイメントとしての
プロレスの最初から最後まで、
ずば抜けたセンスで観客を魅了する

武藤の得意技は結構地味なのが多いが、
その事実をも軽く凌駕し、
有り余るくらい華がある。
武藤に掛かればどんな技を使っても
一瞬で空気を変えることができる。
そんなプロレスセンスの持ち主なのだ。

・入場曲が秀逸

これも「プロレスセンス」に
関連した内容になるが、
入場曲のセンスが抜群。
「Hold Out」をはじめ、
歴代の入場曲は10数曲あるが、
どれも素晴らしい。センスの塊。
武藤自身が曲云々にどこまで
関わっているのかは定かではないが、
最終的にOKを出すので武藤自身なんだから、
やっぱり武藤のセンスだよね。

・「グレート・ムタ

武藤といえばやっぱり
グレート・ムタ」の話は外せないであろう。
日本のプロレスに革命を起こした
といっても過言ではないくらいの
キャラクターを造りあげた。
ムタ以前とムタ以後では、
プロレス界の歴史が変わったほど、
影響力は計りしれない。
数多くのオマージュがあり、
それはプロレス界だけにとどまらないくらい。
顔面ペイント、毒霧など、これまでの
日本のプロレスには馴染みがなかった
奇抜なアイデアで、プロレス界を盛り上げた。
この貢献度は紫綬褒章ものだと小生は思う。

そして武藤が一番凄いのは、
58歳(2021年現在)にして
未だに現役であることだ。
色んな団体を渡り歩いてることも凄い。
若い頃のキレなどはもうないかもしれないが、
今の武藤ならではのプロレスを表現している。
生涯現役でいて欲しいものだ。


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長くなってしまったので、②に続く・・・。

その他のプロレス記事はコチラ↓
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【ガンダム】劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観た(第一部)、の話※レビューのため、ネタバレあり

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1.はじめに

閃光のハサウェイ」が映画になる、
そのニュースを聞き、
そんな日がくるとは‥と驚愕し、
これは死んでも観ないとダメだ、
と感じたのはもういつのことやら。
待ち焦がれすぎて忘れていたのも事実。
コロナのこともあり、延期に延期を重ね、
とうとう上映されると決まり、
あの頃の情熱はほぼ無くなってはいたが、
それでも重い腰を上げ、
観にいくことを決意するのであった。

2.映画化までの流れ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、
アニメ作品群ガンダムシリーズの1つで、
富野由悠季の小説作品。
機動戦士ガンダム』などと同じく
宇宙世紀」を舞台とする作品であり、
ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノア
主人公とする物語が展開される。

本作は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の
パラレルワールド作品である小説
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ベルトーチカ・チルドレン』
の続編として執筆されている。
ウィキペディアより

2018年11月21日、
機動戦士ガンダム40周年プロジェクト
発表会において、
ガンダムシリーズ40周年記念作品および
機動戦士ガンダムUC』以降の
宇宙世紀作品を各種メディアで展開する
『UC NexT 0100』の第2弾として
三部作で制作されることが発表される。
第1作は当初は2020年7月23日に
公開予定だったが、
新型コロナウイルス感染症の影響で
複数回延期され、
2021年6月11日に公開された。
ウィキペディアより

つまり、そもそも原作は小説であり、
長年映像化されることが待望されており、
それがとうとう実現したのである。
凄いことなのである。

ちなみに小生は小説版はいっさい読んでいない。
(ストーリーは何となく知っている)
しかし、登場するMS達は何故か具現化されていて、
特に「ベルトーチカチルドレン」に登場する
「Hi-νガンダム」「ナイチンゲール
そして「閃光のハサウェイ」に登場する
Ξガンダム」「ペーネロペー
が大好きなのである.
それが公式に映像化され、
動く姿が見れる、ということは
相当眉唾ものなのである.

3.あらすじ

第二次ネオ・ジオン戦争
(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。
地球連邦政府の腐敗は
地球の汚染を加速させ、
強制的に民間人を宇宙へと
連行する非人道的な政策
人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を
暗殺するという苛烈な行為で
抵抗を開始したのが、
反地球連邦政府運動
「マフティー」だ。
リーダーの名は
「マフティー・ナビーユ・エリン」。
その正体は、
一年戦争も戦った連邦軍大佐
ブライト・ノアの息子
「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイシャア・アズナブル
理念と理想、意志を宿した
戦士として道を切り拓こうとする
ハサウェイだが、
連邦軍大佐ケネス・スレッグと
謎の美少女ギギ・アンダルシア
との出会いがその運命を
大きく変えていく。公式HPより。




4.感想

とりあえず感想を思うままに
下記に言っていきます。
ここからはネタバレありです。

昔はあんなに危うかったハサウェイの
頼もしい感がすごい。
何かやってくれる感がある。
いるだけで存在感がすごい。
顔立ちはとても地味なのに。
でも時折見せる躊躇や葛藤が
今までのハサウェイっぽい、
というかニュータイプっぽくて
それもまたよい。

序盤モビルスーツが全然でない。
それでも十分おもしろい。
人間同士の肉弾戦や銃撃戦も
スリリングでよかった。
このままでなくても
楽しめるんじゃないか、と思ったくらい。

ギギがいけすかない。
ガンダムシリーズで必ず一人はいそうな
ウザさ爆発のキャラ。
挑発的で怖いものなんてありません、
男に興味ありません的な感じで
登場しながらも、
ハサウェイやケネスを誘惑したり、
MSの戦闘に巻き込まれた際には
涙を流し、
身動きとれないくらい
恐怖に慄いてるのかと思いきや、
その後あっけらかんとして見せたり、
キャラ設定が定まっていないのか?
って疑問が残るくらい
情緒不安定である。
クェスっぽくしてるのか?
それもよくわからない。
何か意図があるのか…。
今後判明するのか…?

ケネスのキャラがつかめない。
序盤クールでクレバーな感じかと思いきや、
後半SMみたいな鞭を持つなど暴力的な、
体育系的な感じになっている。
スーツ着た時と軍服着たときとの対比を表しているのか。

モビルスーツ戦が全体的に暗い(視覚的に)
爆撃、爆発などの明かりに凝っている。
映像美にこだわっている。
何気ない場面もドラマチックな演出をしている。

Ξガンダムの登場シーンが熱い。
宇宙に放り出されたΞガンダムが入った格納庫
にハサウェイがモビルスーツから侵入し、
爆撃をうけながらも出撃する、という流れ。
けどハッキリ登場したシーンがなく(見逃した?)
どうかわかりずらい。そもそも画面が暗すぎる。

Ξガンダムvsペーネロペーも全体的に暗い。
肝心のビーム・ライフルを囮にした一撃離脱戦法
の場面もよくわからない感じで終わってた。
(見逃しただけかなあ)
ペーネロペーパイロットの扱いが雑。
(時間的な問題もある)

途中話が進まなすぎて、このままだと時間オーバーだよ、
どういう結末にするの?なんて心配しちゃったけど、
案の定話途中で終わっちゃった。
まあガンダム40周年の特別企画みたいなもんだったろうから、
それはそれで満足だったし、
結末描くとなるとハサウェイが悲惨なことになっちゃうから、
それを見なくて済んだ、という安堵の気持ちも多少ある。
欲をいうならファンネルを使った戦闘も見たかったし、
ブライトが出てくるのも期待してたんだけど…。
でも評判が良ければ続編、なんて可能性もあるのかな、
とか観終わって感慨に耽っていたけど、
よくよく考えたら三部作なんじゃん、って思い出した。
最初のアナウンスがあってから長すぎて、
すっかり忘れていたよ。
しかし、次はいつになるんだろうなあ・・・。
想像するだけで怖いわ。

音楽について、
本編では終始ダイナミックで幻想的な
UCガンダムを彷彿させるBGMが流れていて、
作品の世界観とマッチしていたが、
エンディングのアレキサンドロスが
なんかミスマッチな気がして無性に気になった。
急にロックテイストかましてくるから、
受け付けなかったなあ。

エンドロール後に映し出されたあれは何だったのか。
映る時間が短すぎで英語読めなかったよ。
もう一回見ろ、ってことなのか?

5.まとめ

とても満足のいく作品だったと思う。
映画館で見て正解だった。迫力が違うね。
例え三部作ではなかったとしても、
この作品だけで十分満足できた。
たくさん文句は言ったのだが、
何だかんだ素晴らしい作品であった。
むしろ三部作作にすることにより、
次回の作品までのスパンが
長ければ長いほど、
次回作への期待値も上がり、
それが裏切られた時にゃ
目も当てられない。
この作品で終わればよかった、
なんて事にならなければいいが。

あと、上映する映画館が限定されているのが
ちょっとイケスカナイ。
自宅から結構離れてんのよね。
しかも「ペーネロペー」の限定プラモ
既に売り切れてたし。
最後まで文句タラタラ言っちゃった。

下記に予告と冒頭15分がYouTubeで公開されているのを
貼り付けたので、興味ある方は是非ご覧あれ。

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過去の「ガンダム」記事はコチラから↓
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【雑談・ゲーム】定番か、マイナーか、名作か。ハマった「スーパーファミコン」ソフトを紹介したい、話

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0.前置き

小生のハマったゲームソフトに
ついて紹介する記事の第二弾。
今回は「スーパーファミコン」の
ソフトについて、書いていきたい。
通称「スーファミ」は、
ファミコン」の後継機として
任天堂」より発売された。
もう30年も前のことだ。
そんな昔のゲームだって
今でも十分楽しめる。
今やっても十分ハマる。
そんな「ソフト」を紹介していきたい。

1.ゼロヨンチャンプRR

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PCエンジン用ゲームソフト
「ゼロヨンチャンプ」のハードを
スーパーファミコン」に変えた続編。
いわゆる「レースゲーム」であるが、
直線しか走らないため、
ステアリング操作はない。
その代わり、ギアチェンジや
クラッチ操作が必要となるため、
操作は結構複雑。
そして車を買うお金を
貯めなきゃいけない。
貯める方法はアルバイト。
そのアルバイトがミニゲームとなる。
種類は豊富で、麻雀や警備(RPG)など、
それだけで十分楽しめ、本編は放っておける。
いろんな形で長く遊べる
そんな作品である。

2.ゼロヨンチャンプRRーZ

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ゼロヨンチャンプRRの続編である。
前作でゼロヨンのチャンピオンと
なった主人公が、体たらくの果てに
ドン底まで落ちて、そこからまた
チャンピオンを目指していくという
ストーリーである。
車種やコースが前作よりも増え、
メインストーリーもボリュームアップ
しているが、何よりも特筆すべきなのは
やはりミニゲーム(アルバイト)。
「アレスト」など、種類も増え、
ますますメインそっちのけになるってのに、
それに輪をかけ警備(RPG)のボリューム
がエゲツないこと山の如し。
ある程度進めると、異世界に飛ばされて
メインストーリーに戻れなくなる。
もはやどっちがメインなのかわからない。
それほど長く楽しめる
車ゲームは数少ないだろう。

3.セプテントリオン

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高波によって転覆した豪華客船から
脱出するというアクションアドベンチャー
ザックリとした感想になるけど、
とにかく激ムズ。
自分が生き残るだけでなく、
生存者を助け、誘導しなければ
ならないのだが、まったく
言うことを聞かない。
時間制限もあり、
時間の経過によって船の傾きが変化し、
行けるところと行けないところが出てくる。
主人公(仲間)は人間なのでとにかく脆い。
ちょっとした高いところから落ちても
平気で死ぬ。
そして何処へ向かったらいいのか
全然わからない。
そういう意味では実際の転覆事故並みに
パニックになることができるので、
相当リアリティを楽しめるであろう。

4.ツインビー レインボーベルアドベンチャー

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ツインビー」といえばいわゆる
縦スクロール型シューティングゲーム
のイメージが強いと思うが、
この「ツインビー」は横スクロールで
かつアクションゲームである。
スーパーマリオワールド」の
キャラが「ツインビー」版と言えば
とてもわかりやすいだろう。
移動も通常は「歩き」であり、
「飛ぶ」ことはもちろんできるが、
飛行時間は短い。
隠し通路、隠しアイテム、隠し面が
たくさんあり、やり込み要素も充実。
終始POPでキラキラした雰囲気で、
気分が明るくなること請け合い。




5.海釣り名人 スズキ編

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読んで字の如く「釣りゲー」である。
海の暴れん坊「スズキ」を釣ることが
主な目的であるが、他の色んな魚が釣れる。
しかし「スズキ」以外は「外道」扱い。
「タイ」だろうが「サラワ」だろうが
どんなに釣っても何の意味もない。
ただひたすらに「スズキ」を狙って
「スズキ」を釣ることだけが全て。
時間帯やポイントで「アタリ」の頻度が変化し、
朝方、テトラポットの周り以外だと
全く「アタリ」が来ないなど、
リアルな釣りを再現されており
かなりシビア。
1〜2時間何にもないことなど
ザラにある。
リアリティを求める人はぜひやって見て欲しい。

6.ウルトラマン

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原作に忠実に、怪獣を戦う
ウルトラマン」を操作する
格ゲーに近いアクションゲーム。
とにかくムズい。
相手の体力を全部削っても、
フィニッシュの「スペシウム光線」を
決めないと倒せない。
しかしゲージが最大まで溜まっていないと
スペシウム光線」を繰り出せない、
という鬼畜仕様。
格ゲー要素もあるが、
二人での対戦プレイは出来ない。
ただひたすらに一人孤独に
激強な怪獣を倒していく、
というトラウマゲームでもある。

7.シルヴァサーガⅡ

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なんの変哲もない「RPG」である。
変わった点はあるとすれば、
「神像」と「傭兵」という
複数パーティーを選択できる
ところだろうか。
「神像」は魔法特化、
「傭兵」は打撃特化という
特徴があり、「神像」に
至っては合体するなどで、
オリジナルの「神像」が作成できる。
それ以外は何の変哲もないRPG
だけどなんかハマる。
ストーリーも普通だけど、
何かわからないけど
淡々と、ボーッとできる。
是非とも試してみて欲しい。

8.終わりに

以前の記事でも触れたが、
今では「Nintendo Switch」で
Nintendo Switch Online」に加入すると
気軽に「ファミコン」「スーパーファミコン
のゲームが楽しめる.
タイトルも段々と増えてきており、
小生が紹介した作品も追加される日が
近いのではないか、そう思っている.
そんな日が来るのを待ち焦がれなら、
今日も小生はこの現代という荒波を
乗り越えていくんだ。


ファミコン」ソフトを紹介した記事はコチラ↓
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その他「ゲーム」の記事はコチラ↓
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【グルメ・からあげ】ポケットの中のからあげ戦争 『からやま』VS『から好し』 いよいよ決着か?の話

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1.前段

長らく沈黙を貫いてきたが、
実は小生のポケットの中では
この戦いは続いていた・・・

『からあげ戦争』

この「からあげ戦争」とは、
以前から小生が注目してきた
「からあげ専門店」の熾烈な争いなのである。

過去の「から好し」記事はこちら↓
www.bystonwell-blog.com


どっちの「からあげ」が美味しいのか。
そんなシンプルであるが、
永遠に決着がつかないであろうこの問題に、
目を背け続けてきたわけなのだが、
重い腰を上げ、今こそ白黒つけよう、と
なぜこのタイミングで?という問いには
明確な答えを出すことはできないが、
決意が漲ってきたわけなのであった。

そんなこんなで、まずは久々の「から好し」のレビューから。

2.「から好し」のレビュー

からあげ大好き小生は、
「からやま」ばっかりにお熱を上げて、
「から好し」の存在を無理やり消していた。
前回の比較は、ぶっちゃけ「からあげ」自体の差は少なく、
メニューの多さ、塩辛の有無、という
サブ項目で勝敗をつけてしまっていた。

そんなことではいかん、というわけで、
もう一度初心に帰り、「から好し」と正面から
ぶつかってみることにしたのだ。

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久々に訪れた「から好し」は、
期間限定メニューが存在する、など、
メニューが充実していた。

しかし正面からぶつかると決めていた小生は、
定番の「から好し定食」を注文した。
それこそが「から好し」に対する誠意であろう。

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やってきました「から好し」定食。
まずビックリ。からあげデカい。
こんなデカかったかな。
シンプルな定食がゆえ、余計にデカさが際立つ。

そして食べる。

・・・これは御見逸れした。
感動するほど美味い。
なにこれ。肉汁が半端ない。
大きいだけじゃなく、質もしっかり保っている。
違う意味でこれはマズいなあ。
「からやま」贔屓していた今までの時間はなんだったのだ。
あの時感じた「から好し」はなんだったのだ。

これはヤミツキになりそう。
というか「から好し」以外のからあげを
認めなくなりそう。それは困るんだよなあ。

それぐらいに「から好し」のクオリティは凄かった。




3.「からやま」のレビュー

こうなると「からやま」は劣勢だな。
贔屓してきた罪悪感と、
「から好し」以上というハードルの高さで、
ほぼ負け確定しているような・・・。

そんな「消化試合」不穏な空気の中、
いざ「からやま」戦に臨むのであった・・・。

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しかしそこは腐っても「からやま」。
やはりメニューの充実さ、
そして今話題となっているお持ち帰りメニューもある。
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抜かりはない、という印象を受けた。

そして注文したメニューは・・・。
「生姜からあげ定食」。
やっぱり限定メニューに弱いよね。
でもオプションは「生姜」のみだから、
「からあげ」の味はしっかり感じることができる、
と勝手な判断の元、選択した。

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食卓に運ばれたものを見て、驚愕した。
こんなに「からあげ」ちっちゃかったっけ?
「から好し」の1/2なんじゃないかって
くらいちっちゃい印象を受けた。

味のほうはと言うと・・・。
「生姜からあげ」と言うだけあって、
「生姜」バッチリ効いている。
しかしそれに誤魔化されているのか、
肉汁の量は明らかに「から好し」より劣る。
美味しいのは美味しいのだよ。
でも「から好し」のそれと比べると、
差は明らかなのであった。

いつからだろう・・・。
「からやま」という亡霊に取り憑かれ、
自分を見失ってしまったのは・・・。

4.まとめ

というわけで、
「からやま」VS「から好し」の戦いは、
「から好し」の勝利で一旦幕を閉じた。
圧倒的な勝利だった。
しかし一番の敗者は
「から好し」の良さに気づけなかった
自分自身なのであろう。
今までの自分を呪うよ。
でも気づいた。
遅かったかもしれないが、
小生は気づいたのだ。
気づくと気づかないとじゃ
その差は歴然だ。

「から好し」は定番メニューしか
試していないので、
いろんなメニューをこれから堪能したい。
それはそれで楽しみなのである。

そして、これからの「からやま」の
追い上げにも期待している。
「からやま」はまだこんなもんじゃないはずだ。
まだまだポテンシャルは秘めているはずだ。
そう信じている。


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【雑談・ゲーム】定番か、マイナーか、名作か。ハマった「ファミコン」ソフトを紹介したい、話

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0.前置き

時代が変わるたび、
いろんなものが進化していく。
便利な世の中になっていく。
ゲームも然り。
とうとう「PS5」も発売となり、
作品の質も更なる「リアル」を求め、
現実と仮想の区別が曖昧になってくる。

ゲーム業界は進化を繰り返し、
そしてユーザーもそれに必死に追いつく。
ゲーム性も複雑怪奇化し、
置いてけぼり感は否めない。

こんな時代だからこそ、
原点に帰り、「ファミコン」の
ゲームの「面白さ」を伝えたい。
今だって遜色なく楽しめるゲームは
たくさんある。
さあ、今こそ見せつけてやるのだ。
ファミコン」ソフトの素晴らしさを。

1.ベースボールスター めざせ三冠王

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SNK 1989年発売
いわゆる野球ゲームではあるのだが、
今は当たり前となってるが、
当時としては珍しい、
「選手を育成できる」要素があるのが
とても素晴らしい。

しかも選手一人ひとりで
パラメーターの限界値が違っていて、
チームに個性が出せるのもいい。

小生流のこのゲームの楽しみ方は、
強くしたチームをリーグ戦に参加させ、
自分のチームも含め、
全てCOM同士で対戦させて、
成績を見ることだ。
意外な試合結果や選手成績が出て、
とても面白い。
(そもそも野球ゲームをプレイするのが
 苦手だという理由もある)

小生的にはこのゲームが今の野球ゲーム
パワプロ」のなどの「走り」となっているのでは、
と考えている。

2.レーサーミニ四駆 ジャパンカップ

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コナミ 1989年発売
基本は自分のミニ四駆を強化させ、
レースで勝つことが目的であるが、
双六(すごろく)任せで全てが決まる、
という面がこのゲームの醍醐味である。

お金を手に入れるのも、
パーツを買うのも、
全て出た次第。
レースの日は決まっていて、
それまでにどれだけミニ四駆
強化できるかが決め手になるのだが、
それもこれも全てはすごろく次第。
つまり運任せなのである。
(目押しできるらしいのだが、
 小生は無理でした。)

すごろくパートは直接ミニ四駆
関係ないイベントも多く、
小生的にはレースパートがなくても
十分楽しめる出来となっている。

3.たけしの戦国風雲児

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タイトー  1988年発売
これまた双六(すごろく)ゲーム。
「日本縦断ゲーム」、「仕官ゲーム」、
「御前試合」、「大名ゲーム」、
「統一ゲーム」、「商人ゲーム」
などたくさんのモードがあり、
意外と飽きずに楽しめるのだが、
とにかく激ムズ。

さすが「たけし」のゲームである。
剣術試合がメインで、
いい「刀」を手に入れることが
重要なのだが、
一番強いであろう刀、
「ぞーりんげん」で戦うと、
なぜか勝てない。
そして剣術試合なのに
ジャンケンで勝負する場合もあり、
むしろジャンケンで勝つ、
というのが必勝法にも思えてくる。

「たけし」のゲームらしい要素もたくさんあり、
「うんこカレー」や「茶屋の‘娘に抱きつく」
などのメチャクチャなイベントがあり、
クリア出来なくても、十分楽しかった記憶がある。

また、「ゴルフ」や「インベーダー」などの
ミニゲームも豊富であり、
ボリューム的にもとても満足できる作品である。

4.がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル

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コナミ 1990年発売
アクションゲームの金字塔「がんばれゴエモン」を
大胆にもRPGにしたゲームの第一弾。

中身は何てことないRPGであるのだが、
シナリオやBGMなど、作り込みが素晴らしく、
とても完成度が高い、と小生は思う。

そして一番の特徴は
とにかく激ムズ。
新たなエリアに行った時の
雑魚の強さといったら半端じゃない。
ちょっとやそっとのレベル上げじゃ
とてもじゃないけど進めない。

ダンジョンでも、ボスに辿り着くまでの
道のりも鬼畜で、やっとのことで
ボス戦を迎えるのだが、
そのボスの強さに愕然とする。
全滅を繰り返し、二度とやるか、
と一瞬思うのだが、なぜが再チャレンジを
試みてしまうのである。

最後にもう一つ難易度が高い要素として、
すぐ「データ」が消える、という面がある。
(これは小生のゲーム環境に問題があるのかもしれない)

5.がんばれゴエモン外伝2〜天下の財宝〜

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コナミ 1992年発売
アクションゲームの金字塔「がんばれゴエモン」を
大胆にもRPGにしたゲームの第二弾。

コチラは第一弾とは違い、難易度はやさしめ。
とはいえこれまた細かく作り込まれており、
完成度は十分。
攻略本がないと進めない、かもしれない。

ネーミングセンスも良くて、
「バーベルの塔」などは秀逸。
乗り物が「ツインビー」など、
コナミ」ならではのお遊びもいい。

前作で仲間だった「コバンネコ」と『ヤエちゃん」はOUT。
「コリュウタ」と「ハヅキ」がIN。そしてこの二人が強い。
主人公である「ゴエモン」が一番弱い。
そんな悲しい仕様となってしまった。




6.ダックテイルズ2

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カプコン 1993年発売
ディズニーの作品「ダックテイルズ」
をモチーフにしたアクションゲーム。
各面で「宝」を集めて、
その価値(金額に換算する)で
最終的なクリア金額に達する
ことが目的(確かそうだっと思う)。

ゲーム性は普通のアクションゲーム。
「敵」もいるし、穴に落ちたらダメだし。
ちょっとだけアドベンチャー要素があるぐらいか。

どこが「面白さ」なのか、と問われたら、
ぐうの音も出ないが、
なんかやっちゃうんだよね。

隠し通路などが多くて、
難易度もクソむずだし、
クリアしたこともないけど、
それでも挑戦し続けていた。

今やったら「ノスタルジック」で
「センチメンタル」な気分となり、
涙がちょちょ切れること請け合いだ。

ちなみに1作目は「わんぱくダック夢冒険」
という名前らしい。やったことないけど、
ゲーム性はほぼ同じ、らしい。

7.天地を喰らうII 諸葛孔明

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三国志」を題材にした本宮ひろ志の作品(漫画)
天地を喰らう」をモチーフにしたRPG作品の第二弾。
この作品については以前も記事にしたが、
兎にも角にもBGMが最高。
それだけでやる価値がある。

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ゲーム性については、
ちょっと特殊で、
各武将の兵士の「数」が
「HP」代わりとなるのだが、
「攻撃力」も併用となっており、
兵士の数が減ると
「HP」にも「攻撃力」にも影響が出る、
という鬼畜仕様。

それでも難易度は特別高いとは思わない。
普通にやれば普通にクリアできる。
そして三国志の武将の名前も覚えられる。
一石二鳥のゲームと言えるだろう。

8.最後に

というわけで、まだまだ紹介しきれないほど
名作揃いの「ファミコン」ソフト達はあり、
今でも十分楽しめる。
今のゲームを否定するわけではないが、
ゲーム性や操作性がどんどん複雑で、
頭空っぽじゃ出来ないのがほとんどだ。

かくいう「ファミコン」はというと、
何も考えずに軽い気持ちで出来るのがほとんど。

ストレス解消としてゲームするには、
ファミコン」ソフトは最も適している、
ような気がする。
今では「Nintendo Switch」でも
簡単に「ファミコン」ソフト作品が
遊べるので、とてもいい時代となった。

結論、進化することはとてもいいことなのだ。



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【ミスチル・新アルバム】「Mr.children」がとにかく好きなんだ 『SOUNDTRACKS』編の話

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前置き

年末はこのアルバムのプロモーションで
TVに出まくった「Mr.Children
ほぼすべての局(といっても過言ではない)
のタイアップ曲が網羅された
このアルバム。つまり既出曲ばっかなのである。
そしてそれはアルバム『シフクノオト』の
デジャブだと感じたのは小生だけではないだろう。
(『シフクノオト』はいいアルバムだけどね)
しかも全10曲ときたもんだ。
あんまり期待できないかも・・・。
と一抹の不安を抱えつつ・・・。
そんな最新アルバム『SOUNDTRACKS』の
レビューをしていきたいと思う。
いまさらなんて言わないで。遅くなってすみません。

まずはアルバム全体について。
『SOUNDTRACKS』は、
2020年12月2日にリリースされた
Mr.Children」の20枚目のオリジナルアルバム。
ロンドンとロサンゼルス(つまり海外)で
レコーディングしたことをやたら強調してくる。
確かに全体的に良くも悪くもアレンジが
いつもと違う感じはする。
これが新しい「Mr.Children」の音だ、
と言われたらそれはそれで納得する。

というわけで、ここからは全曲レビュー。
あまり細かくやらないので悪しからず。

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1.『DANCING SHOES』

まずは1曲目「DANCING SHOES」。
この曲は、まさに「Mr.Children」のアルバム1曲目
といった仕上がりだと思う。
イントロからAメロBメロにかけて、
ダークな曲調で進行するあたり、
アルバム『DISCOVERY』の「DISCOVERY」、
『Q』の「その向こうへ行こう」、
『シフクノオト』の「言わせてみてぇもんだ」や
『SENSE』の「I」などを
彷彿させるさせるなあ、って途中までは思っていたが、
サビからとてもポップな曲調に変わる。
サビを聴いてからの印象は、
『Q』の「CENTER OF UNIVERSE」や
SUPERMARKET FANTASY』の
「終末のコンフィデンスソング」
に然も似たり、といった感じか。
まあ無理やり似ている曲を
書き出してみた感は否めないけど・・・。
兎にも角にも盛り上がるアゲアゲアッパーチューン。
そしてさらに歌詞については、
桜井節全開の韻踏みの嵐。
この曲こそ、「Mr.Children」の
王道なのではないか。
そう感じた。結構好き。

2.『Brand new planet』

続いて2曲目「Brand new planet」
フジテレビ系ドラマ『姉ちゃんの恋人』主題歌。
この曲は言わずもがな
(って過去記事で感想言っちゃってるけど)、
良曲中の良曲。歴代のランキングにインするくらいだ。
というわけで、過去の記事をご参照ください。

『Brand new planet』の記事はコチラ↓
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3.『turn over?』

続いて3曲目は「turn over?」。
TBS系ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』主題歌
この曲は、主題歌となっていたドラマを
見ていたせいか(ドラマ批判みたく聞こえちゃうけど)
あんまりパっとしない印象だった。
あのドラマにはこの曲は合わないと思う。
さらに、終始淡々と曲が進行していく印象を受けて、
そういう曲は小生的にはあまりお好みではない。
曲調は全然違うが、
アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の
「ファスナー」や
『HOME』の「SUNRISE」みたいな感じ。
個人的なイメージです。
(「SUNRISE」はライブでかなり化けて、
もう淡々曲のイメージないけどね)
曲調的には尖ってない「旅人」。
ってな例えどう?わかってくれるかな。
でも、アルバムの中の一曲として聴くと、
なんかいいかも、ってなる。
スパイス的な存在となっている。
曲調的にライブ化けはあまり期待できないけど、
ライブでやったら印象は
また変わってくるんだろうな。

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4.『君と重ねたモノローグ』

続いて4曲目「君と重ねたモノローグ」
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』
の主題歌となっている。
いわゆるバラード調ではあるが、
アウトロが狂っている(いい意味で)。
そのせい(おかげ)でオーラでいうと
特質系の分類になるのだろうが、
アウトロを除くと、あまり特徴がなくなってしまう。
全体的にダレた印象を受けてしまった。
しかしながら、この曲を
ドラえもん」の主題歌にもってくるあたりは
さすが、といったところか。
そしてアウトロのせい(おかげ)で
歴代でも最長時間の曲となっているみたい。

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5.『losstime』

続いて5曲目は「losstime」。
この曲は箸休め的な曲なんでしょうか。
どういった意図があってのことなんでしょうか。
さっぱりわからんが、
このアルバムのテーマであろう
「生と死」に関連する、ということは
歌詞から察することができる。
曲調的にはアルバム『REFLECTION{Naked}』の
「街の風景」の前半部分、
といった感じだろうか(あくまで曲調の話です)。
うーん。感想含め、諸々なんとも言い難い曲である。




6.『Documentary film』

この曲はこれまたアルバム発売前から
公開された形となった。
そして今回のアルバムのリード曲だと思われる。
各局の歌番組でほぼほぼ歌ってたしね。
意味深なタイトルを持ってくるなあ、
と最初知ったときは思ってたんだよね。
しかも曲の雰囲気も想像しにくい。
とはいえ、ある程度は予想していたが、
曲調は予想のナナメ上だった。
そして初聴きの際「Brand new planet」
ほどの衝撃は感じなかったのだが、
さすがは「Mr.chileren」。
スルメのように噛めば噛むほど、
ボディブローのようにジワジワと、
気が付けばヘビロテしております。

ギターソロも『重力と呼吸』の
「here comes my love」のような
桜井さんのギュインギュインいわせた
ソロのほうが合うのにな、
とか最初思ってたけど、
今となってはあのシンプルで多くを語らない
田原さんのソロじゃないとありえない!
という風に心変わりしております。

「Mr.chileren」お得意の
ミディアムバラードではあるのだが、
アレンジはいつもと感じと違うような。
ロンドンでレコーディングした影響なのか、
終始ダークな雰囲気を纏わせ、
ちっとも救われない気持ちになる。
でもそういう曲好きなんだよね。

1つ文句があるとすると、
「MV」はなんだかなあ、って思っちゃった。
曲にまつわる物語、
みたいな「MV」はこの曲には要らない。
個人的にはそう感じた。

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7.『Birthday』

続いて7曲目は「Birthday」。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』主題歌。
これまた「ドラえもん」の映画には
いい意味で相応しくない一曲である。
とはいえ、「毎日が誰かのバースデイ」
の歌詞(竹内まりあ的な)にあるように、
また、アレンジもアップテンポで疾走感を
感じられるものから、ある程度映画に
寄り添っているのも感じられる。
歌詞の内容は
アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』
の「蘇生」のような、
曲調的には同じく
『IT'S A WONDERFUL WORLD』の
youthful days」のような、
ざっくり言うとそんな印象を受けるが、
何よりも、やっぱりアレンジが
今までの「Mr.Children」にはなかった
ものではないだろうか。
この曲が一番顕著にそれが出ている。
そう感じた。
それが良いか悪いかは別の話だけど。

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8.『others』

続いて8曲目は「others」。
キリンビール麒麟特製ストロング」
のCMソングである。
この曲はアルバムの中でも割と早く
メディアに流れていたのではないだろうか。
もう遥か昔から聴いていた錯覚に陥る。
それゆえ、フルで初めて聴いたときも
新鮮さはまるでなかった。
それが既出曲の怖いところだよね。

とはいえ、この曲はいわゆる
「浮気」の曲であるのだけれど、
やっぱり表現の仕方が他と
一線を画しているよね。
そこはさすが、としか言いようがない。

かなり無理があるけど、強いて言うなら
アルバム「Q」の「つよがり」みたいな?
雰囲気?イメージ?違うか?

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9.『The song of praise』

日本テレビ系列朝情報番組『ZIP!』2代目テーマソング。
こちらもかなり早くからの既出曲。
だもんでフルで聴いても全然グッと来ない。
聴き飽きた感が出ちゃうなあ。
そしてオーオーコーラス好きだなあ今回。
「Birthday」でもやってるし。
2曲は要らなかったんじゃないかな。

これまた難しいけど、例えるならー
あー全然違うって声が聞こえそうだけどー
アルバム『[(an imitation) blood orange]』のー
「End of the day」って感じかなー。
ちょっと苦しいなー。

10.『memories』

最後の曲は「memories」。
伴奏はピアノとストリングスだけで構成されており、
(つまりバンドサウンドではない)
アルバム「Q」でいう
「安らげる場所で」的な立ち位置か。
初聴時は「ん?」って感じだったけど、
YouTubeで期間限定で公開された
セッション映像では、
「固く目を瞑って〜」からの歌い方を
オリジナルとは変えてきて、
それがもう圧巻だった。
桜井さんの歌唱力に脱帽ですわ。
その動画を見てからこの曲の
イメージがガラリと変わった。
さらにその時は久々の「コバタケ」氏
とのセッションだったため、
ミスチルの曲をセッションするのはいつぶりだろうか)
テンション爆上がりとなった動画であった。
(期間限定のため、今は閲覧不可)
オリジナルもこの歌い方にすればよかったのに、
と最終的には不満が出る結果となった。

セッション動画、再UPしてくんないかなあ。

まとめ

お気づきの方も多いと思うが、
敢えて過去曲を用いたレビューにしてみた。
ピンと来た方も、そうでない方も、
そして文句を言いたいいらっしゃると
思うが、そこはご愛敬ということで。
全10曲と前作に引き続き少ない曲数と、
既出曲が多いという
「マイナスからのスタート」だった
このアルバムだが、
最終的には「割といいアルバムじゃん」
という結論に至った。
無駄なものを削ぎ落とした
新しいアレンジなど、
「挑戦」や「進化」をこの
アルバムから感じた。
そんな小生の思いとは裏腹に、
「これ以上の作品を作れる気がしない」
という事実上の引退宣言をしている
桜井さんではあるが、
似たようなフレーズは
過去にも発言しているので
あまり気にはしていない。
雑誌のインタビューでも
新しい曲を手掛けている
ような話もしてたし、
引退はもうちょっと先じゃないかな。

最後に、小生は予言する。
次回作は「コバタケ」氏とのタッグを
復活させる、ような気がする。
一、二曲ぐらい。
なんだかんだ「コバタケ」氏のアレンジは
良かったからね。


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【雑談】【読書】「良い本」と「悪い本」の判別方法ってある?の話

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1.前置き

小生は最近「Kindle」を導入した。
それにより「本を読む」という行為が捗る。
今までなんで導入してこなかったのか、
とても悔やまれる。
そういった事情もあり、本を読む、
という行為が増え、
短期間に15冊以上読破してきた。
(身になっているかどうかはさておき)
ただ、同じジャンルでもどの本を
読めば一番いいのか。
最も役に立つ、効率がいい本はどれなのか、
という悩みがあった。
一番売れている本を選ぶ。
一番評価が高いのを選ぶ。
それが正攻法だとは思うのだが、
なんだかんだ検索するのはめんどくさい。
それで小生は「Kindle unlimited」
に加入し、片っ端から読む、
という力業に出た。
そこで片っ端から読んだ結果、
発見したことがある。
それが今回の「良い本と悪い本」
を判別する方法、というテーマに
繋がるわけなのだ。
ということで、以下、
小生が出した結論について
説明していこうと思う。

2.判別方法は必要ない?

結論から言うと、
「良い本と悪い本を判別する方法」
は『ない』。
そんな元も子もない、
という反論が出るだろう。
わかります。なので、
もう少し言うと『必要ない』
といったほうが正確である。
要するに『良い本と悪い本を判別する方法』
は『必要ない』というのが
小生が独自に出した最終結論である。
そして、遅ればせながらお断りをすると、
ここでいう「本」というのは
いわゆる「ハウツー本」や
自己啓発本」の類である。
「小説」などの本は該当しない。
それではなぜ『必要ない」
という結論に至ったのか、説明しようと思う。

3。同ジャンルの「本」の基は同じ「本」?

小生はまず、同じジャンルの本を
5冊以上読むことを、約3ジャンル分
にわたり実行した。
その結果、読んだ本の内容は
ほぼ同じであることが分かった。
「あれしなさい」「これしなさい」
というその「あれ」や「これ」が
体感で80%近く重複していた、
ということである。
ではなぜそういう事態に陥るのか。
ここからは小生の推察になる。

まず、本を出す予定である筆者は
「こういうテーマで本を出版したい」
と考える。
「テーマ」はおそらく作者が
今まで実績として積んできたもの、
実体験を通して功績や
少なからず成果がでているもの、
そして研究や勉強してきたものだろう。
そうじゃないと「こういう」本を出したい、
なんてまず考えない。
自分から遠く離れた事項を
テーマとして本を出す人なんて、酔狂人だ。

と、いうわけで筆者は自分が経験してきた、
もしくは研究してきたテーマについて、
読んでもらった人に「こうしたらうまくいく」、
という「ハウツー本」を出版する。
ただ、「こうしたらうまくいく」の「こうしたら」は、
決して筆者の「オリジナル」ではない。
(ここでいう「オリジナル」は、
筆者が頭から生み出したものではない、という意味)
筆者もまた、誰かの「本」や「論文」などを読み、
自分なりに研究し、それを実践してきたはず。
その「本」から得たものをベースに自身の
「本」を書いているといっても過言ではない。
そしてその誰かの「本」はそんじょそこらの
ペーペーが出した「本」であるわけもなく、
その業界では名高い人の
そして特別影響を及ぼしている「本」であるはず。
であるから、その同じ「テーマ」を
とことん研究や経験、実践してきた違う人達もまた、
その業界で名高い人の影響力のある
「本」を読んでいる、ということとなる。
で、時を同じくして、また違う筆者が
同じ「テーマ」で本を出版することになれば、
同じ「本」がベースになっているので、
内容が酷似するのは当たり前なのである。




4.同じ内容の「本」ができるカラク

わかりやすく例えて説明すると
(例え説明がヘタかもしれんのであしからず)、
「ゴルフ」の「ハウツー本」で
「ドライバーで400ヤード飛ばす5つの法則」
という内容の本が5冊あるとする。
(ちなみに小生はゴルフは
もっぱら打ちっぱなしをやる程度、
グリーンにも2回しか出たことがない)
その5冊を比べると、
5つの法則のうち、3〜4の法則は重複している。
それは5冊の筆者全員が影響を受けた「本」があり、
その「本」はひと昔前にベストセラーになった
ドライバーでより飛距離を出すための
「ハウツー本」であった、という話である。

ということから、同じ「テーマ」で作られた
違う二つの「ハウツー本」は期せずして
内容がほとんど同じとなる。
そしてどちらがベストセラーになったとしても、
内容はほぼ同じなので、
また次世代に同様のことが繰り返され、
次世代でも同じジャンルで同じ内容の
「ハウツー本」ができる、
というカラクリなのであった。
(あくまで推察なのだが)
こう説明すると、とても単純で、
本当にそうなのか、
と疑う気持ちがでてくるだろう。
でも自分でいうのもなんだが、
この推察はあながちそんなに間違っていないだろう、
と考えている(根拠のない自信)。
根拠はないとはいえ、
とある「本」では「本」を出版する時は
同ジャンルの本を5冊以上読め、
そしたら同じ「見出し」があるから
それを参考にしろ、とアドバイスしており、
そこからも、この推察があながち間違い
ではないことが窺えた。

また、「本」の内容が実際に同じである、
と判断するにはペラペラーっと
読んだだけではわからない。
深く読み込まなくては判断できない。
だから内容がほぼ同じの本、だとなかなか
判断されにいくところもあるのだと思う。

5.同じ内容の「本」があることは悪いことではない?

小生は「ほぼ同じ内容の本」が
あることが「悪い」ことだとは思わない。
同じ内容の本が5冊あるのだとすれば、
その内容はより信憑性のあるもの
だと考えることができる。
だって「本」を出すくらいなのだから、
その道におそらくかなり
精通しているであろう筆者達が、
揃いも揃って同じことを
「やれ」とアドバイスしてくれてるのだから、
それはもう間違いなく効果、成果が出るもの、
と捉えることに何の疑いもない。

6.狙い目の「本」はある?

とはいえ、筆者の生い立ちや
経験談やエピソードにより、
差別化はされており、
むしろそこが重要なんだ、
という人もいるかと思う。
そういった意味では丸々中身が一緒、
というわけではない。
また、発行日が新しければ新しいほど、
内容より洗練され、
より時代に即したものであることは
明白であろう。
そして、今や誰でも「本」が出版できる時代。
有名人やその業界で実績がある人じゃなくても
バンバン本を出版しているのも事実。
では、その人達の「本」は「悪い本」なのか。
いや、そうではない。
その人達の「本」もまた、
そのジャンルの有名な「本」を
参考にしているため、
結局は似通った内容になっている。
しかも割とまとまっていたり、
ページ数が少ないので安かったりする。
要するに狙い目なのである。
信じるかどうかはそれぞれの判断にお任せする。

7.まとめ

「本」を読むことは昔から良いこと
だと推奨されているが、
「本」を読むだけではその効果は発揮しない。
「インプット」したら「アウトプット」すること。
当たり前だがそれで「本」を読んだことが
「良いこと」となるわけなのである。
つまり、「良い本」か「悪い本」にするかは
「アナタ」次第なのである。
こんなまとめ方でどうかしら。


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【グルメ】「からやま」で新メニューの「豚キムチからあげ定食」他、を食らってみたの話

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からやま放浪記第8弾。
今回は溜まりに溜まった新メニューとの
戦いの記録を一挙にご紹介したいと思う。

1.ねぎ塩レモンからあげ定食

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まずは「ねぎ塩レモンからあげ定食」。
ベースは「からやま」得意の「ささみからあげ」である。
「ねぎ塩」ってのは万能である。
自身で作ったこともあり、
焼いた豚バラに乗せて食べるだけで旨い。
そんな「ねぎ塩」が「からあげ」に
乗っているんだから旨いに決まっている。
そしてレモンの風味で「さっぱりさ」も
加わり、さらに食べやすい。
この組み合わせは間違いないのである。

2.極・黒胡椒からあげ定食

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次に「極・黒胡椒からあげ定食」。
「黒胡椒」は焼いた肉にピッタリだ。
そんな「黒胡椒」を「からあげ」と
合わせるとは、と言いたいところだが、
「からあげ」にコショウを掛けるなんて
特に目新しさはない。
「黒胡椒」と言っても所詮は「コショウ」。
同じ「コショウ」の仲間。
なので過度な期待は禁物。
そう思っていた。
しかしやはりそこは「からやま」。
ナナメ上を越してきた。
「黒胡椒」が加わることで、
本来の「からあげ」の味が
さらに引き立っている。
「からやま」はそこを狙っていたのか。
そう考えると新メニューは
緻密な計算の基、開発されているのだな。
当たり前なんだろうけど。
兎にも角にも美味かった。
またメニューとして出して欲しいよ。




3.赤カリ定食

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次は「赤カリ定食」。
辛くするの好きだな「からやま」は。
「赤カリ定食」の辛さは「唐辛子」の辛さ
なのであろう。まあ辛い。
辛いのは嫌いじゃないのだが、
ちょっと辛すぎる。
定番メニューの「赤辛定食」は
これもものすごく辛くて尋常じゃない汗が
出るのだが、これは好きだ。
フライドポテトがついてきて、
「辛さ」を「旨さ」に変えてくれる。
しかし「赤カリ定食」はただただ辛い。
「からあげ」の良さを半減しているように感じる。
だから「辛さ」を担当するのは「赤辛定食」
だけでいいよ。アレを超えられないよ。
「からあげ」プラス「辛さ」プラス
「ポテト」は最強なのだ。

4.豚キムチからあげ定食

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最後は「豚キムチからあげ定食」。
これに至ってはもう鶏じゃない。
もうなんだかわからない。
豚肉をミルフィーユ状に重ね、
肉自体に豚キムチの味付けがしてあり、
そして焼肉だれ仕立てのソースが掛かっている。
美味しいよ。美味しいんだけど、
からあげ要素どこ言ったのよ。
「からあげ」が食べたいんですよ。
だから合盛り頼んじゃってる。
なんか新メニューに行き詰まってるのかな。
確かに毎月新メニューだすのしんどいよね。
でも待っているよ。
「からあげ」の新メニューが出るの待ってるよ。

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【ミスチル・新曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ 『Brand new planet』編の話

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1.前置き

「Birthday」や「turn over?」など、
最近頻繁に新曲を披露する場を増やしている
我らが「Mr.children」。
そしてとうとう12月2日にNew Album
「SOUNDTRACKS」の発売も決定した。
Mr.children」の精力的な活動を
本来なら喜ぶところであろう。

ところが、小生はなんだかモヤモヤしていた。
「Birthday」や「turn over?」もいい曲ではある。
最初は微妙だと思っていたが、聴けば聴くほど
馴染んできていた。これが新しい「Mr.children
の「サウンド」なのだと納得していた。
でもなんだか心のワクワクやドキドキを感じない。
これも歳を取ったせいなのか、とも思った。
とりあえずアルバムが出るんだし、それを
なんとなく楽しみに生きていくか、くらいの気持ちだった。

2.新曲『Brand new planet』

そんな最中、さらに新曲『Brand new planet』が
ドラマの主題歌になる、という情報を聞き付け、
そして、ドラマの予告で新曲が少し流れているのを
聴いたのだった。
www.youtube.com
これが衝撃的だった。というか待ち望んでいたものだった。
こんなおそらくサビの部分であろうちょっとしか
流れていないのを聴いただけでこれはもう間違いない、
という思いを抱いたのは久方ぶりであろう。

そしてさらに衝撃的だったのは、
ドラマ終了後、即YouTubeでフルMVが
配信されたという事実。
www.youtube.com

3.この曲、良曲。

きました。
コレキチャイマシタ。
イントロからAメロから
骨の髄までもう良曲きました。

メロディからアレンジから曲の構成まで
もう名曲のそれでした。

まず、良い曲の条件として、
思わす歌いたくなってしまうことが挙げられる。
口ずさみたいとかいうレベルじゃなくて、
もう本意気で歌いたいレベルなのだ。
それがまず一つの条件だ。
この曲はそう思わせる何かを持っている。
心を突き動かす何かがあるのだ。
それが名曲の名曲たる所以なのだ。

ちょっと抽象的な表現ばかりで
何も伝わらないかもしれないが、
それぐらい小生は興奮しているということだ。
その興奮具合は伝わったかと思う。




4.歌詞について

もう何度もリピートしているので、
それとなくこの曲を解説してみようと思う。
まずは歌詞。
親切なことに歌詞も全て公開してくれている。
歌詞は以下。

立ち止まったら そこで何か
終わってしまうって走り続けた
でも歩道橋の上 きらめく星々は
宇宙の大きさでそれを笑っていた


静かに葬ろうとした
憧れを解放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう
何処かでまた迷うだろう
でも今なら遅くはない
新しい「欲しい」まで もうすぐ


ねぇ 見えるかな?
点滅してる灯りは離陸する飛行機
いろんな人の命を乗せて
夢を乗せて 明日を乗せて


「遠い町で暮らしたら
違う僕に会えるかな?」
頭を掠める現実逃避
さぁ 叫べ Les Paulよ
いじけた思考を砕け
新しい「欲しい」まで もうすぐ


さようならを告げる詩
この世に捧げながら
絡みつく憂鬱にキスをしよう
何処かできっと待ってる
その惑星(ほし)が僕を待ってる


この手で飼い殺した
憧れを解放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう
何処かでまた迷うだろう
でも今なら遅くはない
新しい「欲しい」まで もうすぐ
新しい「欲しい」まで もうすぐ

歌詞の全体的な感想としては・・・。
ちょっと理解できない、という印象。

『可能星』とか『新しい「欲しい」(=星)』
とか、これまでやってこなかった
作詞の仕方をしているなあ、と思った。
これはある意味新たな挑戦をしているんだな、
という風に捉えることができた。
ただ、どういう意味かはまだ理解できていない。

そんな中でも桜井節は顕在で、
「静かに葬ろうとした 憧れを解放したい」
「この手で飼い殺した 憧れを解放したい」
この言い回しと韻の踏み方、もう最高。
これだけで歌詞の評価はもう満点だ。

5.アレンジについて
イントロはとてもシンプル。
鍵盤のコードから始まり、
すぐにAメロに入る。
リズムは最初は打ち込みだが、
サビに入る直前に生ドラムに切り替わる。
そこのスネアがもう最高。
まさに「JEN」のドラムの真骨頂といった感じだ。
そして2番に入るとリズムパターンが変わり、
リズム隊の独壇場となる。
やっぱり「JEN」のドラムは心地いい。
そして「ナカケー」のベースラインも、
決して前に出ることはないのだが、
とても耳に残る。
最後に「田原さん」のギター。
これまた「田原さん」の真骨頂で
トレモロ気味の音色で、淡々とアルペジオを奏でる。
そして「ソロ」はこれまた得意の「ボトルネック」。
これだけ聴くとTHE 「Mr.children」といった印象を
受けるかもしれないが、なんだか新しいサウンド
これが今の 「Mr.children」なのだ。

6.やっぱり歌メロ

この曲が名曲たる所以は、
何度もいうがやっぱり歌メロなのだ。
歌いたくなくメロディ。
こういうのを待ってたんだよね。
Aメロからもうワクワクドキドキする。
そしてサビ。
突き抜けるほどの高音。
気持ちいいほどの高音。
やっぱり桜井さんは歌うまい。
そしてラスサビで転調。
バラードではないのにすげえ涙出そう。
すごく心を打たれる。
理解できないけど何だか感動してしまう。
スガシカオ氏が「しるし」の感想を
言っていた時と同じ状況だ。

7.まとめ

こんな世の中で、気持ちが沈んでばかりで、
もう何もかも嫌になってきちゃうけど、
この曲のおかげでちょっと生きる希望が湧いてくる。
明日を生きようと思わせてくれる。
そして明日を期待しようと思わせてくれる。
そんな曲を作ってくれる「Mr.children」。
もうマジ感謝。そしてアルバムに期待。
いつまでも活動してくれねえかな。

余談だが、有村架純さんのドラマ
「姉ちゃんの恋人」
とても面白かった。
主題歌に合わないかなって思ったけど、
意外なほど合ってた。

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【ミスチル・オススメ】「Mr.children」がとにかく好きなんだ 『東京』編の話

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1.今回の曲について

久々に「Mr.children」ネタで
行ってみたいと思う。

New Album「SOUNDTRACKS」が
2020.12.02 RELEASEが決定したことですし。
既出曲が多いから、「シフクノオト」状態に
なりそうな雰囲気バリバリだけど、
まあ素直に楽しみだよね。

今回選んだ曲はこれだ。
『東京』
この曲は、2008年12月10日にリリースされた
SUPERMARKET FANTASY
という15枚目のオリジナルアルバムに収録された一曲である。
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www.dailymotion.com

「東京」というタイトルの名曲はたくさんあって、
矢沢永吉」氏や「福山雅治」氏、
ケツメイシ」などなど…。
そのどれもが「上京」したシチュエーションの基描かれた物語なのだが、
Mr.children」の「東京」という曲は、
「東京」で生まれ育った目線で描かれている曲なのだ。
かく言う私はバリバリの地方出身者なのだが、
なぜかこの「東京」出身者目線で描かれた曲が
身に染みてしまう今日この頃。
その理由をひもとくとともにこの曲を解説していこうと思う。

2.歌詞

東京を象徴しているロボットみたいなビルの街
目一杯 精一杯の
働く人で今日もごった返してる
信号待ち。足を止めて誰かが口笛を吹いてる
とぎれとぎれの旋律だけど
なぜかしら 少しだけ癒されてる

描いた夢
それを追い続けたって 所詮
たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる
「それならば何のために頑張ってる?」
とか言いながら分かってる
この街に大切な人がいる

東京は後戻りしない
老いてく者を置き去りにして
目一杯 手一杯の
目新しいモノを抱え込んでく

思い出がいっぱい詰まった景色だって また
破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる
それでも匂いと共に記憶してる
遺伝子に刻み込まれてく
この胸に大切な場所がある

バイパスに架かる歩道橋からよく見える
ベランダに咲いた彩とりどりの花
甘い匂いがこの胸にあふれ出す
あの人に手紙でも書こうかなぁ?

描いた夢、理想を追い続けたって 多分
ものにできるのはひとにぎりの人だけど
あと少し頑張ってみようかな
それでもいつか可能性が消える日が来ても
大切な人はいる

思い出がいっぱい詰まった景色だって また
破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる
それでも匂いと共に記憶してる
遺伝子に刻み込まれてく
この街に大切な場所がある
この街に大切な人がいる




3.解説

まずこの「Mr.children」の「東京」と言う曲は
とてもポップな曲調で奏でられている。

他の「東京」と言う名のつく名曲たちは
とても哀愁漂うバラード調の曲調が多いのだが、
この曲はあえて分に仕上げ東京と言う
煌びやかな街を表現していると小生は考察する。

そして煌びやかな曲調とは相反して、
歌詞の中では東京の無機質な冷たさや残酷さ、
を列挙していく。
東京で生きていくことの現実を突きつけるのである。
東京=コンクリートジャングル。
ここまでは良くある東京の歌によくありがちな表現かもしれない。
(でも桜井節が随所に出ているけどね。さすがです。)

ここからは東京出身者ならではの表現となるのだが、
そんな東京でも、大切な人が住んでいて、大切な場所があって、
なにげない場面が美しく、尊く思えたりして、
そんな風に感じられることで、
夢や理想が叶わないという現実もありながら、
もう少し頑張ってみようかな、と思わせるところに繋げてくる。

よくある人生の応援歌、と捉えてることもできるが、
そこはさすがの「Mr.children」。
一味も二味も違う、一線を画す表現で鼓舞してくれる。

4.この曲の本質

この街に大切な人がいる、
この胸に大切な場所がある、
そう思うだけであと少しがんばれる。
夢や理想には届かないかもしれないけど、
やれるとこまでやってみよう。
不思議とそう思わせてくれる。

要は東京という街に生きている人だけじゃなく、
今の自分の状況に置き換えても無理なく
スッと心に染み込んでくる曲なのである。
東京以外で生きている人に、つまりは
全ての人に捧げる応援歌なのである。
曲調がポップでキラキラしているから、
より一層ポジティブシンキングに適した
応援歌となっているであろう。
そして聴くと不思議と力が湧いてきて、
元気になってくる自分がいるのだ。

5.まとめ

いわゆる世間一般「東京」という曲は、
田舎から上京した夢を追う若者を
応援するという、対象者が限定されたもの
という感じが否めないが、
この「Mr.children」の「東京」という曲は、
「東京」出身者目線で描かれた曲ではあるが、
自分の状況に置き換えることが可能で、
つまりは全方位の人たちへ向けた
応援歌と捉えることができるのだ。
このご時勢、いろいろ心が疲弊してしまう
ことも多くなってきたが、
この曲を聴いて元気を取り戻そう。


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