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【雑談】【読書】「良い本」と「悪い本」の判別方法ってある?の話

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1.前置き

小生は最近「Kindle」を導入した。
それにより「本を読む」という行為が捗る。
今までなんで導入してこなかったのか、
とても悔やまれる。
そういった事情もあり、本を読む、
という行為が増え、
短期間に15冊以上読破してきた。
(身になっているかどうかはさておき)
ただ、同じジャンルでもどの本を
読めば一番いいのか。
最も役に立つ、効率がいい本はどれなのか、
という悩みがあった。
一番売れている本を選ぶ。
一番評価が高いのを選ぶ。
それが正攻法だとは思うのだが、
なんだかんだ検索するのはめんどくさい。
それで小生は「Kindle unlimited」
に加入し、片っ端から読む、
という力業に出た。
そこで片っ端から読んだ結果、
発見したことがある。
それが今回の「良い本と悪い本」
を判別する方法、というテーマに
繋がるわけなのだ。
ということで、以下、
小生が出した結論について
説明していこうと思う。

2.判別方法は必要ない?

結論から言うと、
「良い本と悪い本を判別する方法」
は『ない』。
そんな元も子もない、
という反論が出るだろう。
わかります。なので、
もう少し言うと『必要ない』
といったほうが正確である。
要するに『良い本と悪い本を判別する方法』
は『必要ない』というのが
小生が独自に出した最終結論である。
そして、遅ればせながらお断りをすると、
ここでいう「本」というのは
いわゆる「ハウツー本」や
自己啓発本」の類である。
「小説」などの本は該当しない。
それではなぜ『必要ない」
という結論に至ったのか、説明しようと思う。

3。同ジャンルの「本」の基は同じ「本」?

小生はまず、同じジャンルの本を
5冊以上読むことを、約3ジャンル分
にわたり実行した。
その結果、読んだ本の内容は
ほぼ同じであることが分かった。
「あれしなさい」「これしなさい」
というその「あれ」や「これ」が
体感で80%近く重複していた、
ということである。
ではなぜそういう事態に陥るのか。
ここからは小生の推察になる。

まず、本を出す予定である筆者は
「こういうテーマで本を出版したい」
と考える。
「テーマ」はおそらく作者が
今まで実績として積んできたもの、
実体験を通して功績や
少なからず成果がでているもの、
そして研究や勉強してきたものだろう。
そうじゃないと「こういう」本を出したい、
なんてまず考えない。
自分から遠く離れた事項を
テーマとして本を出す人なんて、酔狂人だ。

と、いうわけで筆者は自分が経験してきた、
もしくは研究してきたテーマについて、
読んでもらった人に「こうしたらうまくいく」、
という「ハウツー本」を出版する。
ただ、「こうしたらうまくいく」の「こうしたら」は、
決して筆者の「オリジナル」ではない。
(ここでいう「オリジナル」は、
筆者が頭から生み出したものではない、という意味)
筆者もまた、誰かの「本」や「論文」などを読み、
自分なりに研究し、それを実践してきたはず。
その「本」から得たものをベースに自身の
「本」を書いているといっても過言ではない。
そしてその誰かの「本」はそんじょそこらの
ペーペーが出した「本」であるわけもなく、
その業界では名高い人の
そして特別影響を及ぼしている「本」であるはず。
であるから、その同じ「テーマ」を
とことん研究や経験、実践してきた違う人達もまた、
その業界で名高い人の影響力のある
「本」を読んでいる、ということとなる。
で、時を同じくして、また違う筆者が
同じ「テーマ」で本を出版することになれば、
同じ「本」がベースになっているので、
内容が酷似するのは当たり前なのである。




4.同じ内容の「本」ができるカラク

わかりやすく例えて説明すると
(例え説明がヘタかもしれんのであしからず)、
「ゴルフ」の「ハウツー本」で
「ドライバーで400ヤード飛ばす5つの法則」
という内容の本が5冊あるとする。
(ちなみに小生はゴルフは
もっぱら打ちっぱなしをやる程度、
グリーンにも2回しか出たことがない)
その5冊を比べると、
5つの法則のうち、3〜4の法則は重複している。
それは5冊の筆者全員が影響を受けた「本」があり、
その「本」はひと昔前にベストセラーになった
ドライバーでより飛距離を出すための
「ハウツー本」であった、という話である。

ということから、同じ「テーマ」で作られた
違う二つの「ハウツー本」は期せずして
内容がほとんど同じとなる。
そしてどちらがベストセラーになったとしても、
内容はほぼ同じなので、
また次世代に同様のことが繰り返され、
次世代でも同じジャンルで同じ内容の
「ハウツー本」ができる、
というカラクリなのであった。
(あくまで推察なのだが)
こう説明すると、とても単純で、
本当にそうなのか、
と疑う気持ちがでてくるだろう。
でも自分でいうのもなんだが、
この推察はあながちそんなに間違っていないだろう、
と考えている(根拠のない自信)。
根拠はないとはいえ、
とある「本」では「本」を出版する時は
同ジャンルの本を5冊以上読め、
そしたら同じ「見出し」があるから
それを参考にしろ、とアドバイスしており、
そこからも、この推察があながち間違い
ではないことが窺えた。

また、「本」の内容が実際に同じである、
と判断するにはペラペラーっと
読んだだけではわからない。
深く読み込まなくては判断できない。
だから内容がほぼ同じの本、だとなかなか
判断されにいくところもあるのだと思う。

5.同じ内容の「本」があることは悪いことではない?

小生は「ほぼ同じ内容の本」が
あることが「悪い」ことだとは思わない。
同じ内容の本が5冊あるのだとすれば、
その内容はより信憑性のあるもの
だと考えることができる。
だって「本」を出すくらいなのだから、
その道におそらくかなり
精通しているであろう筆者達が、
揃いも揃って同じことを
「やれ」とアドバイスしてくれてるのだから、
それはもう間違いなく効果、成果が出るもの、
と捉えることに何の疑いもない。

6.狙い目の「本」はある?

とはいえ、筆者の生い立ちや
経験談やエピソードにより、
差別化はされており、
むしろそこが重要なんだ、
という人もいるかと思う。
そういった意味では丸々中身が一緒、
というわけではない。
また、発行日が新しければ新しいほど、
内容より洗練され、
より時代に即したものであることは
明白であろう。
そして、今や誰でも「本」が出版できる時代。
有名人やその業界で実績がある人じゃなくても
バンバン本を出版しているのも事実。
では、その人達の「本」は「悪い本」なのか。
いや、そうではない。
その人達の「本」もまた、
そのジャンルの有名な「本」を
参考にしているため、
結局は似通った内容になっている。
しかも割とまとまっていたり、
ページ数が少ないので安かったりする。
要するに狙い目なのである。
信じるかどうかはそれぞれの判断にお任せする。

7.まとめ

「本」を読むことは昔から良いこと
だと推奨されているが、
「本」を読むだけではその効果は発揮しない。
「インプット」したら「アウトプット」すること。
当たり前だがそれで「本」を読んだことが
「良いこと」となるわけなのである。
つまり、「良い本」か「悪い本」にするかは
「アナタ」次第なのである。
こんなまとめ方でどうかしら。


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