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【雑談】『あぶない刑事』って何で面白い?考察してみた、の話

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1.前置き

小生は刑事ドラマが好きな部類の人間であろう。
そして、刑事ドラマ好きのきっかけとなったのは、
何を隠そう『あぶない刑事』だったのだ。
『あぶない刑事』の「柴田恭平
(as大下勇次)に憧れ、
コルト・パイソン2.5インチ」の
エアガンを買ってもらったり、
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『もっともあぶない刑事』
(あぶない刑事の劇場版)を
小学生ながら映画館へ2回観に行ったり、
パンフレットを穴があくまで見たり・・・。
はっきり言って当時はドラマの内容を
理解していたなど微塵も思っていない。
しかし「あぶない刑事」は小学生であった
当時の小生のハートを鷲掴みしていたことは
真実である。では、なぜ「あぶない刑事」を小生は
そんなに魅力的な刑事ドラマと捉えていたのか、
様々な角度から考察してみたいと思う。

2.「あぶない刑事(あぶないデカ)」とは

1986年10月から1987年9月にかけて
日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。
その後、翌年にはテレビシリーズ第2作
『もっとあぶない刑事』が放送された他、
映画、テレビスペシャルといった
シリーズ展開も行われた。
再開発を間近に控えた横浜を舞台に、
神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、
タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と
ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の
破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。
派手なアクションシーンに加えて、
軽妙なジョークを交えた掛け合いや
都会的なファッション性などを前面に出し、
足掛け30年にわたり、
テレビシリーズ・スペシャル累計77エピソード、
劇場映画7作品が製作される人気シリーズとなった。
基本的には一話完結型である(ウィキペディアより)

3.刑事ドラマジャンル分け

小生の持論ではあるが、一口に刑事ドラマと言っても、たくさん種類がある。

西部警察』、『ゴリラ』などの
「ハードボイルド・ガンアクション系」

太陽にほえろ』、『さすらい刑事』、
『はぐれ刑事』、『はみだし刑事』などの
「人情系」、

『相棒』や『古畑任三郎』などの
「推理系」、

踊る大捜査線』などの
「リアル・コミカル系」

こうやってあらためて分類してみると、なかなか面白い。

それでは『あぶない刑事』は
この中のどのジャンルに分類されるのか、
というと初期の頃は
「ハードボイルド・ガンアクション系」になるのかな。
だんだんとコミカル要素が強くなっていくけど。
だからといって小生は
西部警察』(そもそも世代じゃないが)や
『ゴリラ』(はまあまあ好きだけど)も
『あぶない刑事」と同じくらい好きか、
といわれるとそんなこともない。
代表取締役刑事』や『刑事貴族
(ハードボイルド系)なども
リアルタイムで見ていた記憶はあるが、
そこまでハマった記憶はない。
また、『あぶない刑事』の
コミカル要素が好きだったか、
というとそういうわけでもない。というのも、
コミカル要素に全振り(言い過ぎ)した
『あぶない刑事』劇場版4作目以降を
小生は受け付けなかった。
ともあれ小生がこんなにも『あぶない刑事』
を好きとなった理由は、
そんな単純ではないことがわかった。
というわけで『あぶない刑事』の
好きな要素をあぶりだしていきたいと思う。



4.『あぶない刑事』が面白い理由

1.ドラマに流れる曲たち

『あぶない刑事』の主題歌、挿入歌
として有名なのは、
舘ひろしの「冷たい太陽」や
柴田恭兵の「RUNNING SHOT」などであるが、
その他にも英語詞の曲たちがたくさん流れるのだ。
それが素敵なのだ。
横浜という舞台、タカとユージの
振る舞いにリンクして、
ドラマをより一層盛り上げる。
小生的にとってこの曲たちのセンスは抜群。
(劇場版4作目以降はこういった
曲の演出は少なくなっている)

そこで、小生が選ぶ『
あぶない刑事』英語詞挿入歌を紹介しよう。

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2.ドラマを彩るサブキャラクターたち

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『あぶない刑事』の主役といえば
もちろんタカとユージだが、
小生はそれ以上にサブキャラクターの
存在に惹かれているのだ。
仲村トオル(as町田透)や
浅野温子(as真山 薫)の存在はもちろん、
ベンガル(asナカさん)、山西道広(asパパ)、
木の実ナナ(松村課長)など、
多数のキャラクターのどのキャラクターも好きなのだ。
特に一番好きなのは、
「中条 静夫」扮する「近藤課長」である。
ご存じタカとユージの上司役なのだが、
普段は体裁を気にし、
いつもめちゃくちゃする
タカとユージを怒鳴りつけるのだが、
本当は部下を大切に思っていて、
信頼していて、部下がどんなミスをしても、
自ら責任を取る覚悟はいつもできている、
という佇まいがすごくいい。
タカとユージとの掛け合いも絶妙で、
とても相性が良かったと感じる。
残念ながら、中条さんが亡くなってしまったため、
これまた劇場版4作目以降は出演なし。
「近藤課長」の存在は、小生が『あぶない刑事』
を好きになった大きな要因の一つであろう。

3.シリアスとコメディのバランス

初期の『あぶない刑事』は
シリアスなストーリーの中、
コメディを演じるタカとユージ、
という絶妙なバランスがあったと思う。
コメディ要素がシリアスさを引き立て、逆もまた然り。
しかし、だんだんとコメディ要素の割合が増え、
小生が好きな比率じゃなくなってしまった。
それが劇場版の4作目以降だと考えている。
そして、その絶妙なバランスを担っていたのは
タカでもユージでもなく、
「近藤課長」だったように思える。
近藤課長は静と動がはっきりしていて、
それが物語とリンクしてくる。
近藤課長の一挙手一投足が
『あぶない刑事』の本質を
表しているのではないか、
そう思えてならない。
『あぶない刑事』の顔はまさしく
「近藤課長」だったと
小生は胸を張って言える。
だから近藤課長が出なくなった
劇場版4作目以降は
バランスを崩してしまったのだなあ、
と物思いにふけってみる。
ただ一つ、誤解しないでいただきたいのは、
決して小林稔二をダメだと
言っているわけではない。

5.まとめ

結論を言うと、小生が
『あぶない刑事』を好きになった理由は
「近藤課長」の存在が大きい、
ということであった。
おそらく小学生ながら、
「近藤課長」の魅力を
頭ではなく心で感じていたのだろう。
理解はできなくでも、
感情は動いてしまったのだろう。
そして何度も言うが、
小生にとっての『あぶない刑事』は
劇場版3作目『もっともあぶない刑事』
で完結している。それ以降の作品は・・・。
まあ人それぞれだよね。
個人の感想として捉えていただければ。

そして、もっというと
『相棒』も『古畑任三郎』も『踊る大捜査線』も
『あぶない刑事』と同じくらい好きだ。
おそらく分析すると、似たような結果が出るような出ないような・・・。

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www.bystonwell-blog.com


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