【雑談】「有名人」が「病気」になったら、是が非でも「前向き」な「公表」をしなければならないのかの話
最近、有名人がガンなどの深刻な病に侵されていることを
公表するのをよく見かける。
そのどれもが前向きで、必ず克服するぞ、と宣言するものばかりである。
それを目にした人が、「感動した」「勇気づけられた」
「自分は元気なんだからもっと頑張らなきゃ」、って逆に励まされるっていう
意見が必ず出るが、それがちょっとだけ違和感に思う。
ほんとにそれによって、自分の人生が一変した!ってならいいんだろうけど、
果たしてそんな人は何人いるのだろうか…。
ただの風邪なんかじゃ公表しないだろうし、ましてや有名人が公表するんだから、
後ろ向きな発言なんかできないだろうし。
そんなことはわかってるんだけど、腹の底の本心はどうなんだろうか。
自分がガンに侵されたら、おそらくそんな前向きな発言は無理だろう。
そして周りの人たちに励まされるのだろう。それが普通なんだと思う。
きっと病に侵された有名人だって弱音吐きたいだろうし、そして励まされたい、
同情されたいって気持ちがあるのだろう。
前向き発言だって、本心じゃないけど仕方なくしちゃってる、って人も中にはいて、
そのほんとの気持ちかどうか定かではない発言によって、
逆に励まされているって意見する人がいて、
その意見もどこまで本当なのかわからないという…。
有名人が病気になり、公表するということは、
ただひたすらに病気と向き合うという純粋な気持ちだけでは済まされないんだな、
と感じつつ、それがちょっとした違和感の原因なのだとも感じつつ、
そして自分は今、若干風邪っぽいなあと弱気になりつつ、
この記事を書いているのであった…。
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