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【ミスチル・オススメ・ラブソング】「Mr.children」がとにかく好きなんだ⑤『渇いたkiss』編の話

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Mr.childrenの数ある曲について、
小生による小生のための考察を
みなさんに押し付けるコーナーの第5弾。

第4弾はこちらから↓
www.bystonwell-blog.com

今回選んだ曲

今回選んだ曲はこちら。
「渇いたkiss」
2002年5月10日発売のアルバム
「IT'S A WONDERFUL WORLD」に収録された曲。

ミディアムテンポでこれまた恋愛(失恋)モノ。
こうなったらとことん恋愛モノの曲をやってやるんだ。
しかし2002年の曲かあ。古いなあ。
でもほんといい曲。まいっちゃう。今でも色褪せてない。

曲の内容について

この曲は大人の恋愛を唄った曲で、
「ベッド」とか「ショーツ」とか「禁断の実」とか「果実」とか、
聴こうと思えばイヤラしく聴こえる歌詞も満載。
全体的な内容としては、
もう離れてしまっている彼女の気持ちに気付いていながら、
気付いていないフリをして誤魔化してまでなんとか関係を続けたい、
とことん諦めの悪い男の唄である。
そんな誰にでも経験したことのある(失礼)諦めの悪さを
ほんと上手に表現している。
タイトルの「渇いた」が「乾いた」ではないのは、
「渇望」の意味を含んでいるから、と桜井さんが説明してた。



「フレーズ」の考察

まずはこちらのフレーズ。

 ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい
  そして自分を責めて 途方に暮れて
  切ない夢を見ればいい
  とりあえず僕はいつも通り 駆け足で地下鉄に乗り込む
  何もなかった顔で 何処吹く風
  こんなにも自分を俯瞰で見れる
  性格を少し呪うんだ

この歌詞、この言い回し。
経験したことがある人なら絶対にグサっとくるはず。
彼女の気持ちはおそらく戻らないんだけど、
でも彼女は自分が悪い、と思うことで、
もしかしたら気持ちが戻ることを期待していて、
ほんとはそれ以外のことは考えられないんだけど、
なんとか取り繕っている自分はエライぞ、と讃えている感じ。
この歌詞を切ないメロディで歌っちゃうんだもん。

そしてこの曲最大の見せ場(勝手に決めた)、
大サビのこの歌詞

ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時
   生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ
   桃色のケロイドに変わればいい
   時々疼きながら
   平気な顔をしながら

(もう彼女は誰かの腕に抱かれちゃってるじゃん。)
そんな彼女が一生消えることのない罪悪感を、
癒えることのない心の傷を持って、
自分のことを忘れなければいい。
おそらく元に戻ることはないと分かっていながら
それでもほんの少しの希望をずっと持っていたい。
そんな男の儚くも淡い願望を
転調したメロディと綺麗なファルセットで
表現している。
(ケロイドって言葉が秀逸すぎる・・・)

「男」はいつだって引きずる「生き物」

好きな人を忘れることができずに、
未だに前に進むことができないそこのアナタ。
今はまだ、この曲を聴いて、足踏みしたっていいじゃない。
前に進みだすのはそれからでも遅くない。

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