【ミスチル・オススメ・話題の曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『幻聴』編の話
「Mr.children」の曲を歌詞・メロディ・アレンジの観点から独自の考察を試みるこの企画。
今回の曲
今回選んだ曲はコチラ
『幻聴』
2015年6月4日にリリースされたアルバム
『REFLECTION』に収録している曲である。
この『REFLECTION』というアルバムは、
初のセルフプロデュース作品が多く収録されているが、
この曲については「小林武史」がプロデュース・アレンジを担当している。
タイトルの「幻聴」について
「幻聴」という言葉単体では、一般的には聞こえてはいけないもの、
つまりマイナスなイメージを持つが、
この曲についての「幻聴」はプラスなイメージの印象となっている。
ではこの曲が意味する「幻聴」とは何か、それは次の項目で。
曲の全体的な内容
この曲の歌詞の内容、そしてここで言う「幻聴」とは何か。
ここからは小生独自の目線での解説となるが、
この曲の主人公が追う「夢」は、
「(宝島)お金を持つ」ことや、「華やか場所での活躍」ではなく、
もっと「普遍的」で「庶民的」な、「家族の幸せ」だったり、「穏やかな暮らし」といったもので、
「幻聴」として聞こえるのは、そんな「周りの大切な人の声」やその人達の「未来のイメージ」で、
とても「暖かく」て「優しい」ものである。
それに向かって主人公は今日も走り続ける、そんな内容だと解釈する。
とはいえ、この曲の歌詞は解釈がなかなか難しい。
人によってはまた別の捉え方をしているのではないか、と思う。
それはそれでよくて、聴く人によって様々な捉え方ができるのが
「名曲」だと言える、気がする。
冒頭の歌詞の由来
やっと一息つけるねって思ったのも束の間
また僕は走り出す
この冒頭の歌詞は、桜井さんがアルバムの曲が出揃ったと思われた翌日に、
また新たな曲が浮かんだことに由来している。
天才的なソングライティング資質を持つ桜井さんらしさが覗えるエピソードである。
LIVEでの「掛け合い」がイイ
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LIVEでは間奏とアウトロで桜井さんとお客さんの掛け合いをするのが恒例となっている。
(とはいえ、LIVEでこの曲を披露している機会は少ないが)
LIVEならではの一体感が味わえて、すごく盛り上がれる曲’
’(だからLIVEでたくさんやればいいのに、って思ってる)
2019年6月26日にリリースされるLIVE DVD & Blu-ray
『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』の中にもこの曲が収録される予定である。
恒例の観客との掛け合いはあるのか?乞うご期待である。
「夢」は決して「宝島」や「華やかな場所」だけではない
「夢」というものは、人がうらやむような、キラキラした輝いた人生を歩むもの、
そういう「華やかな場所に立つ」こと、というのが一般的だと思われるが、
この曲が語る「夢」というものは、
もしかしたら世間的に考えると、
普通でありふれた日常なのかもしれない、
そんな日々を家族や友人、大切な人と普通に過ごす、
そんな未来を描くことだって、「夢」になる。
そんな「夢」を目指すために努力をする。
それだって立派なことなのである。
この曲を聴けば、そんな風に思わせてくれる。
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