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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『彩り』編の話

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今回の曲は、CMの曲として使われたり、MVが作成されたこともあり、
シングル曲ではないが、割と知名度が高いかもしれない。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
『彩り』
2007年3月14日にリリースされたオリジナルアルバム
『HOME』に収録された曲であり、アルバムのリード曲でもある。
後に2012年5月10日にリリースされたベストアルバム
Mr.Children 2005-2010 』にも収録される。

『HOME』というアルバムのテーマを象徴するような、
あたたかくてオーガニックなミディアムテンポの曲である。

曲が作られた背景

この曲は「ap bank fes」で披露することを想像しながら作られた旨を
桜井さんは語っている。また、小林武史に「もっと世界に向けて」という無茶振りを
それは違うんじゃないか、と思い、その違うと思った理由を見つけ出すかのように、
この曲を書き上げたという。
普通のフェスとは違い、とても穏やかな雰囲気のため、
このような曲が出来上がったのであろう。
そして、この曲を軸に、『HOME』の他の曲も出来上がっていったという。
また、桜井さんは、「ミスチルはあたたかい」と言われていたが、
過去の作品を改めて聴くと「そんなにあたたかくないな」と思ったようで、
もっとあたたかい曲を、という意図もあったようだ。

あたたかすぎて・・・

小生は当初、『HOME』というアルバム、そして『彩り』自体、
「どうなんだろう?」と良さを見出すことが出来ずにいた。
小生は決して「ミスチル」を「あたたかい」なんて思っておらず、
むしろ社会を風刺する歌詞や、ぐちゃぐちゃな大人の恋愛を描いた歌詞に
惹かれていた節があったので、ここまで「あたたかさ」に特化したものを
すんなり受け入れることが出来なかった。
(でも『やわらかい風』は最初から好きだった)

『やわらかい風』の記事はコチラから↓
www.bystonwell-blog.com

しかし、LIVEでのパフォーマンスを見て、180度変わってしまった。
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このピアノ1本で一番を歌い上げるアレンジ。
そして2番から入ってくるバンドサウンド
「あたたかい」か「あたたかくない」かとかどうでも良く思わせてくれた。
「イイ」もんは「イイ」のである。理由なんか考えなくていい。
(こうやってコロコロ気持ちが変わるのは日常茶飯事)




歌詞に関して

歌詞に関しては、ここでは深く考察しないでおく。
というのも、歌詞にものすごく惹かれた、という感情があまりないからだ。
アレンジやメロディ、そしてLIVEでもパフォーマンスだけで、
この曲は小生にとって十分だからだ。
とはいえ、中身についてはチラッと触れたいと思う。

この曲を要約すると、普段何気なく行っている仕事、行動、言動など、
まるで意味のないように思えて、実は回りまわって世界を変えているかもしれない。
だから意味がないことなんてないんだ、という内容である。
桜井さんが普段から「日常」を大切にしていることは、
この曲が発表される前から分かっていたことで、特に驚くべき内容ではなかった
ということもあったのかもしれない。

また、1番のAメロの出だしが「ただ」で、2番のAメロの出だしが「いま」で
足して「ただいま」となっている(「ただいま」という歌詞が曲中にある)という
「言葉遊び」がすごい、みたいなことをテレビでやっていたが、
「言葉遊び」として取り上げる曲は、この曲以外にももっとすごいやつがあったろうに、
と捻くれた感情をもった人は小生だけではあるまい。

ピアノアレンジに関して

この曲は、特にピアノアレンジが全面に出ていることにより、
アンチ「コバタケ」にしてみたら、気に食わないと思うのは仕方ない。
しかも、その分ギターが目立っていないわけで、
田原さんファンにしてみたら、納得いかないのは当たり前なのである。
しかし、それを補って余るくらいに「コバタケ」はすごい。
アレンジが神がかっている。この曲にしてもそうだ。
そんな「コバタケ」のピアノアレンジが超絶光るところも
注目して聴いてみていただきたい。

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その他の「Mr.children」記事はコチラから↓
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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『ロードムービー』編の話

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今回の曲は、知る人ぞ知る名曲(つまりマイナー)
ファンであればおそらく好きな曲ランキングの
上位にランクインであろう曲である。
というわけで今回も勝手気ままに考察していこう。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
ロードムービー
2000年9月27日にリリースされたオリジナルアルバム
『Q』に収録されている曲である。
とてもシンプルなアレンジ、伴奏であり、
軽い気持ちで聴けるのがいい。
でもとても奥深い曲なのである。

ロードムービー」とは

そもそも、「ロードムービー」の意味とは、
映画のジャンルの一つであり、旅の途中で起こるさまざまな出来事が、
映画の物語となっているものをいう。
この曲に関しては、「オートバイ」がキーワードとなっているが、
この曲を聴くと、主人公が「オートバイ」で走っている情景が浮かび、
まさに一つの物語を見ているような感覚に陥る。
たかがか4分弱くらいの曲で、そんな感覚に陥らせてくれるなんて
なんて「コスパ」がいいんだ。

桜井さんがとても気に入っている曲

桜井さんが一番良く書けた歌詞の曲として、この『ロードムービー』を挙げている。
しかも、2017年のラジオで発言したものなので、この曲が発表されてから
17年経った時でもそう思っているということは、相当好きな歌詞、曲なのであろう。
しかし、リスナーにあんまり評価されていない、という不満も言っていた。
でもそんなことないと思う。先ほども申し上げたが、ファンにしてみたら
かなり上位にランクインする曲なはず。

桜井さんが最も良く書けた歌詞とは?

 街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
 等間隔で置かれた 闇を超える快楽に
 また少しスピードを上げて 
 もう1つ次の未来へ

この歌詞を、桜井さんは最もよく書けた歌詞として挙げている。
まず、この曲は、実は男女のカップルについて書かれた曲であり、
そのカップルは今問題を抱えているわけだ。
そして男は女を後ろに乗せて、オートバイで走っているわけなのだが、
問題は簡単には解決しないのだが、
街灯(光)が2秒後に通る道、つまり二人の未来を
照らしているかのような、そんな感覚(快楽)になるため、
「オートバイ」を走らせていると「希望」が見え、「未来」が明るく
感じられる、という意味(だと思う)である。



この歌詞はとても深い歌詞であるが、
説明されないと何のことを言っているのかちょっとわからない。
でも説明を受けると、桜井さん自分でも言ってたけど
確かに天才だよ、ってほんとに思う。

歌詞もいいけどメロディも演奏も最高

まずイントロからもうやられちゃう。これが小林武史マジックなんだな。
そして淡々とリズムを刻むベースとドラム。
いつも通り控えめながらも、しっかり持っていくところは持っていくギター。
そして何よりも歌のメロディが最高なんだよね。
ロードムービー」というタイトルが何だかわからないけど
しっくりくるようなこのメロディ。
ドライブしているときに聴くもなお良し。
(決してテンションは上がらないけどね)

LIVEでのパフォーマンス

この曲は超マイナー曲でありつつも、結構LIVEで披露される機会がある。
たいてい原曲に忠実に演奏しているが、LIVEで聴くとまたちょっと違う感情が出てくるよね。
決して盛り上がる曲ではないし、かといってずっぽりバラード、ってわけでもない。
でもこの曲が流れたら、みんな聴き入っちゃうと思うな。
それぞれの感情を抱きながら、この曲を感じていると思う。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『Starting Over』編の話

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今回選んだ曲は、シングル曲ではないが、
タイアップもついていて、割と知名度が高いであろう。
そして、この曲が出来た背景には紆余曲折あったようだ。
そのことにも触れつつ、考察していきたいと思う。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
『Starting Over』
2015年6月4日にリリースされたオリジナルアルバム
『REFLECTION』に収録されている。
バンドサウンドが強い、ミディアムテンポの力強い曲である。

タイアップとして、東宝配給アニメーション映画、
細田守監督作品『バケモノの子』主題歌として起用される。
このタイアップにより、世間の知名度が増したと思われる。

この曲が生まれた背景

この曲の最初の仮タイトルは「ノブナガ」で、
テレビドラマ『信長協奏曲』の主題歌のオファーを受けて制作を開始したものの、
メンバーは出来栄えに納得していたものの、スタッフが曲の出来に不満を出したため、
何度もアレンジなどを試行錯誤してみたが、結局一度制作中止となった。
結果的にドラマの主題歌となった別の曲『足音 〜Be Strong』の完成後に、
もう一度引っ張り出し、歌詞などを大きく変更して作り直した。
タイトルの「Starting Over」は、「やり直す」という意味もあり、
それに由来していると思われる。
また、「再出発」という意味もあり、初めてのセルフプロデュース作品でもあった
『REFLECTION』の作成に対する気持ちとしても捉えられる内容ともなっている。

実は小生は『足音 〜Be Strong』よりも『Starting Over』のほうが好きで、
出来栄えもシングル曲として出して構わないくらいの完成度である。
この曲がシングル曲として出ていれば、また違ったのではないか、とも思うが、
『足音 〜Be Strong』が生まれなければ、この曲も生まれなかったので、
ウジウジ言ってもしょうがないことなのである。

歌詞が攻めまくっている

「散弾銃」「銃声」「引き金」「弾倉」など、
歌詞にヒリヒリするワードを多用している。
『fantasy』の歌詞にしろ、このころの桜井さんは
「銃」に対して何か思うところがあったのかな。

『fantasy』の記事はコチラから↓
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内容としては先ほどもチラッと触れたが、
セルフプロデュースに挑戦した「不安」や「葛藤」や
「虚栄心」や「恐怖心」を抱えながらも、
必死に乗り越えてやるんだ、という強い気持ち、
そしてこれからも挑戦していうことをやめないんだ、
という強い決意が表れている。




伴奏、バンドサウンド、そしてメロディ

イントロのギターのアルペジオから、
ストリングスとギターのイントロリフへ、
そしてドラムとベースのリズム隊の力強い演奏、
伴奏すべてにも挑戦に対する強い気持ちと決意が表れている。

そして何よりも歌のメロディ。初めてこの曲を聴いたのは、
「バケモノの子」の主題歌に決定したという
ワイドショーのニュースだったと記憶しているが、
「まだこんな曲隠し持ってたのか。良すぎるだろ」
という気持ちになったことは未だに覚えている。
そしてキーが高いよ、高すぎるよ桜井さん、とも思った。
実際、歌番組でこの曲を何度が披露していたが、
大サビは全部きつそうだったもんな。
最後の「きっと きっと」なんかもう満身創痍的な感じになっていたし。
でも、全力で歌っているという姿勢を見て、なんか心動かされるものがあった。

LIVEでのパフォーマンス

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LIVEのラスト近辺で、しかも原キーで歌うなんて、バケモノはあなただよ桜井さん。
このパフォーマンスを見れば、きっとあなたも心動かされるはず。
「再出発」を考えている方、この曲を聴いて、背中を押してもらってみては?

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『fantasy』編の話

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今回の考察曲は、マイナー曲ではあるが、
シングルとしてリリースしても遜色ない、名曲であろう。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
『fantasy』
2015年6月4日にリリースされたオリジナルアルバム
『REFLECTION』に収録されている。

タイアップとして、「BMW」のCMソングに起用される。
疾走感溢れるバンドサウンドが全面に出ている曲である。

一曲目という印象

アルバム『REFLECTION』は、
「{Drip}(通常盤・初回限定盤)」と「{Naked}(完全限定生産)」の二種類あり、
「{Naked}」で『fantasy』の曲順は一番目である。
そして、「TOUR REFLECTION」のLIVEでも一曲目に披露されたため、
この曲は「始まりの曲」というイメージが強い。
さらに、アルバム『REFLECTION』は初のセルフプロデュース作品が多く収録され、
新しい「Mr.children」の形として、
『fantasy』は『REFLECTION』の象徴曲の一つと言っても過言ではない。

イントロのギターリフが良すぎる

この曲は、印象的なギターのリフから始まる。
このリフは、田原さん得意のオクターブ奏法である。
あの伝説の『himawari』のソロもオクターブ奏法なのである。

(『himawari』の記事はコチラ↓)
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オクターブ奏法は簡単そうに見えて意外と難しい。
テクニックが必要であるし、
ましてやオリジナルのリフを作り出すことは
容易なことではない。
そしてあんな良すぎるリフを作っちゃうなんて、
やはり才能があるからこそなんだろうな。

歌詞は結構エグい

『fantasy』というタイトル、爽快なリズム、メロディとは裏腹に、
歌詞は結構攻めたものとなっている。

 想像を超えた猟奇殺人さえ今や日常 ドキュメンタリー
 いちいち心動かないよ 免疫ができ右から左

 
頻繁にワイドショーで取り上げられる事件に対する
皮肉のようなこの歌詞。
「殺人事件」を「日常」と言ってしまうところ、
もはやそんなことでは驚かないと言ってしまうところに
そんな世間が正しいのか、という警鐘のようにも聞こえる。
 
 昨夜見た夢の中の僕は兵士 
 敵に囲まれていた
 だから仕方なく7人の敵と吠える犬を撃ち殺して逃げた

『撃ち殺す』というショッキングな歌詞を、
Cメロという曲の骨幹部分で使ってしまうところが
何とも桜井さんらしい。




日常こそ「fantasy」

桜井さんは、「日常」というワードに重きを置く傾向がある。
この曲にしろ、アルバム『シフクノオト』にしろ、『エソラ』にしろ。
(『エソラ』の記事はコチラから↓)
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 ゴミ箱に投げ捨てたファンタジーをもう一度拾い上げたら
 各駅電車をジェットコースターにトランスフォームして
 [不可能]のない旅へ

 「僕らは愛し合い 幸せを分かち合い
 歪で大きな 隔たりも越えて行ける」
 例えばそんな願いを 誓いを 皮肉を
 道連れに さあ旅立とう
 日常の中のファンタジーへと

というように、考え方次第で、
ありふれた日々、何気ない日々にこそ大事な何かがある、
という考えが強いと思われる。
でもこの曲は、どこか社会を皮肉っていて、
ひねくれている感情も見え隠れする。
ちょっと変化球気味な表現である。
日常を愛おしいと思えることは理想であるが、
この社会では無理なんじゃないか、ということを伝えているのかもしれない・・・。
とても深い曲なのである。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『ALIVE』編の話

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今回の「Mr.children」の考察曲は、ちょっとクセがある曲を選んでみた。
しかし名曲であることには違いない。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ↓
『ALIVE』
1997年3月5日にリリースされたオリジナルアルバム
『BOLERO』に収録されている曲。
後に2001年7月11日にリリースされたベストアルバム
Mr.Children 1996-2000』にも収録される。

ダークな面とポジティブな面の両極を持ち合わせた
いわゆる「人生の応援歌」的な要素がある曲である。
しかし、ダークな面が8割くらいかもしれない・・・。

曲の雰囲気

打ち込みのリズムから静かに始まり、特徴的なベースのリフが入り、
そのままの雰囲気で淡々と歌パートに続いていく。
PVも終始白黒映像、メンバーが森の中にいたり、歩いたりなど、
廃退的なイメージで作られている。
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大サビでは転調し、ギターや生ドラムで壮大な雰囲気を醸し出し、
まるで希望や光が多少見えてきたようなイメージとなる。

歌詞について

 この感情はなんだろう 無性に腹が立つんだよ
 自分を押し殺したはずなのに
 馬鹿げた仕事を終え 環状線で家路を辿る車の中で
 全部おりたい 寝転んでたい 
 そうぼやきながら 今日が行き過ぎる

これはしょっぱな1番のAメロの歌詞であるが、
これからわかるように歌詞に関しては・・・ほんとにすごい。
おそらくミスチル史上群を抜いてダークな歌詞なんじゃないかなって。
風刺を利かせて世間を皮肉る歌詞は、ミスチルの曲には結構あって、
大抵そういう曲はアップテンポなんだけど、
この曲はミディアムテンポながら、風刺や皮肉というよりは、
諦めの境地、といった心境なのではないかと思われる。
この曲を作った当時は、桜井さんは精神的に病んでいた、なんて
話もあるが、それが色濃く反映された歌詞になっているのであろう。

 手を汚さず奪うんだよ 傷つけず殴んだよ
 それがうまく生きる秘訣で
 人類は醜くとも 人生は儚くとも
 愛し合える時を待つのかい

うーん。この歌詞は・・・。
もう人生を諦めているかのような内容であるな。
でも確かにそうやって生きるほうが賢いのかもしれないし、
正直者は損をする世の中だ、ということを言いたいんだろうな。
それについては今も昔もそんなに変わらない気がする・・・。



 夢はなくとも 希望はなくとも
 目の前の遥かな道を
 やがて何処かで 光は射すだろう
 その日まで魂は燃え

これは1番サビの歌詞であるが、多少のポジティブさは
感じられるものの、どこか冷めた感じも見受けられる。
汚いことをすべて受け入れてでも前に進むしか道はない、
そんな風に感じられる歌詞である。

学校の課題で提出した歌詞

 誓いは破るもの 法とは犯すもの
 それすら一つの真実で
 迷いや悩みなど一生消えぬものと思えたなら
 ボクらはスーパーマン

これは、小生が学生のとき、印象に残った言葉を挙げる課題として
提出したことがある歌詞である。
こんな歌詞を提出するなんて、イタイ学生だったことは否定しない。
しかし、この歌詞ほど、この薄汚れた社会を的確に言い表した言葉はない。
そして、悩みや迷いは一生付き合わなければならないもの、というのを
こんなにカッコよく表現できるなんて・・・。
この歌詞を提出したことに後悔はない。

LIVEではもっと前向きな曲に進化している

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この曲は、LIVEで頻繁に披露されている。
原曲では入っていないところにギターパートが入ったり、
ピアノアレンジがあったり、映像の演出があったりなどなど・・・
年々ポジティブで前向きな曲として進化している。
LIVEで聴くと、大サビの歌詞「やがて荒野に 花は咲くだろう」が
より胸に、心に響く。
これからもLIVEで披露してほしい一曲である。

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【ミスチル・オススメ・盛り上がる曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『エソラ』編の話

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Mr.children」の曲を考察していくこのコーナー。
今回で記念すべき30曲目になる。
だからといって特別なにかするわけでもなく、
いつもと同じようにやっていく所存である。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
『エソラ』
2008年12月10日にリリースされたアルバム
SUPERMARKET FANTASY』に収録されている曲であり、
アルバムのリードナンバーにもなっている。
その後、アルバム曲ながら、2012年5月10日にリリースされたベストアルバム
Mr.Children 2005-2010 』にも収録される。

これぞ「Mr.children」の真骨頂と言えるような、
アップテンポの「ザ・ポップソング」である。

曲が作られた背景

まず、桜井さんは『エソラ』のモチーフになった曲として、
たくさんのアーティストがカバーをしている『君の瞳に恋してる』だと語っている。
最初桜井さんは、サビ前にイントロと同じメロディを持ってくる
この曲が嫌いだったようで、しかし改めて聞いているうちに、
こんなに聞いている人の気持ちを盛り上げる構成となっているのは
素晴らしい、と思い直し、そんな曲を作ろうとして出来た曲が『エソラ』である。
そんなわけで『エソラ』もサビ前にイントロと同じメロディがくる構成となっている。

タイトルの由来、そして歌詞

タイトルの『エソラ』は「絵空事」からきている。
当初、この曲の「メロディ」だけは完成していたが、
「歌詞」がどうしても書けなかったようで、
しばらく放っておいたようだ。
そしてアルバムのジャケットを候補を見ているうちに、
森本千絵」氏の作ったデザインを見て、「これだ」
と思い、歌詞を一気に書き上げた、というエピソードがある。
そのジャケットはそのまま本採用された。それがコチラ↓

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そして「森本千絵」がこのデザインに仮に名づけていた名前
SUPERMARKET FANTASY』もそのままアルバム名に採用され、
そして『エソラ』のMVはこのジャケットのイメージをそのまま映像化している。




対局な事柄を並べる歌詞

歌詞は、全体的に前向きで、キラキラした感じである。
アレンジが究極のポップソング的なものになっているため、
それに合わせた形(そしてジャケットのイメージ)だと思われるが、
その中でも桜井さんらしい歌詞があるので紹介したい。

 明日へ羽ばたく為に
 過去から這い出す為に

 忘れないために
 記憶から消すために

 めぐり逢う度に
 サヨナラ告げる度に

これらはすべてサビの終わり部分の歌詞であるが、
すべて対局な事柄を並べている。
この手法は他の曲でも使われているが、
対局な事柄を並べることにより、どんな場面にも適用される、
という意味を示している、と考察した。
この曲の場合は、どんな場面でも気持ち次第で
ポジティブに捉えることができるんだ、ということを
伝えていると考える。

この対局な事柄を並べる手法、小生は好きである。
でも真似できないんだよな。
チョイスしている言葉のセンスがすごすぎる・・・。
なんでこんな歌詞書けるの?教えて桜井さん!!

LIVEでは超定番曲!!

この曲を発表してからというもの、
その後のLIVEではほとんど、といっていいほど
披露されている超定番曲となっている。
それもそのはず、この曲の盛り上がりといったら
他のどの曲も及ばないくらい凄いことになっている。
Mr.children」のLIVEに行って、
「Rock me baby tonight」を合唱することは、
コンビニで弁当を買って「温めますか?」と聞かれることくらい
当たり前となりつつある。
だからたまたま行ったLIVEでこの曲が披露されなかったらと思うと・・・。
怖くて夜も眠れないのである。

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【ミスチル・オススメ・ラブソング】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『口笛』編の話

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これは「Mr.children」の曲をランダムに1曲取り上げ、独自の視線、感覚で考察していく記事である。
なので、個人的な見解が多くなることを予めご了承いただきたく。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
『口笛』
2000年1月13日にシングル曲としてリリースされる。
後に2000年9月27日にリリースされたアルバム
『Q』に収録される。
ミスチル」王道の「ミディアムラブバラード」である。

埋もれた「名曲」

この曲がリリースされた西暦2000年は、
サザンオールスターズ」の『TSUNAMI』や
福山雅治」の『桜坂』など、爆発的な売り上げを記録した
「名曲」が多く生まれた年であった。
それらに比べ、『口笛』は、ノンタイアップとしては
まずまずの売り上げを出したものの、爆発的な売り上げとまではならなかった。
そのため、それらの「名曲」達に埋もれてしまった印象が強い。
しかし、『口笛』自体も「名曲」であることは間違いなく、
桜井さん本人も、売上には納得していない旨の発言もしている。
また、ファンクラブ限定ツアー
Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた
「会員が最もライブで聴きたい曲」では1位に選ばれている。

ジャケットの人物

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上記は『口笛』のCDジャケットであるが、
このブランコに座っているようなポーズをとっているシルエットの人物は
ギターの「田原健一」であることは有名なエピソードである。
シルエットとはいえ、桜井さん以外のメンバーの一人が
ジャケットを独占しているのは珍しいことである。
他にも、ドラム担当の「JEN」の目のどアップを
ジャケットに使用していることもあった。




金髪の桜井さん

この曲のMVや、プロモーションのために出演した音楽番組などでは、
桜井さんは髪を金髪にしていた。今となっては大変貴重であろう。

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この髪の色について、一回髪の色を抜いてからカラーリングした
との発言をしており、色を抜いたときはとても痛かったらしい。

歌詞に関して

この曲は定義としては「ラブソング」の括りだと言えるが、
歌詞の中には「愛」だの「恋」だの「好き」などの直接的な表現はなく、
情景の中に潜んだ想いを綴っているのが特徴である。
その例のいくつかをご紹介しよう。

 頼りなく二つ並んだ不揃いの影が
 北風に揺れながら延びてゆく

 夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
 そしてどんな場面も二人なら笑えますように

 いつもは素通りしてたベンチに座り見渡せば
 よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる

 ああ雨上がりの遠くの空に 虹が架かったなら
 戸惑いや不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに

このように、日常に潜む風景に、君への想いを見出す形で詩が綴られている。
表現の仕方が天才的な桜井さんならではの「ラブソング」である。

ベストオブ歌詞

 さあ手をつないで僕らの現在が途切れない様に
 その香り その身体 その全てで僕は生き返る

これはサビの歌詞であるが、
「その香り、その身体で僕は生き返る」って・・・。
ひょっとすると、とてつもなくエロい歌詞にも思えるが、
この曲に当てはめると至上の「ラブソング」へと変貌を遂げてしまう。
さすがやで、桜井さん・・・。

LIVEでは大合唱

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上記の動画のように、1番まるまる観客に歌わせてしまうというこの暴挙(笑)
しかもこの歌は決して歌いやすい歌じゃないから・・・。
でもこんなに会場が一体となって歌ってしまうからすごい。
是非とも一度この中に混ざって一緒に大合唱したいものだ。

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【ミスチル・オススメ・ラブソング】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『抱きしめたい』編の話

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今回の曲

今回選んだ曲はコチラ。
『抱きしめたい』
1992年12月1日にシングル曲としてリリースされた。
後に1992年12月1日にリリースされたアルバム
『KIND OF LOVE』に収録される。
Mr.children」の代表的な「ラブバラード」である。

結婚式のために作られた曲

この曲は、桜井さんが友人の結婚式のために作った曲である、
というエピソードは有名である。
その友人とは、実は「JUN SKY WALKER(S)」のボーカルである
宮田和弥」氏であり、曲中の歌詞に「ジュンスカ」にまつわる
言葉が散りばめられていることも語られている。
しかし、実際に結婚式では披露されることはなかった。
(時間がなかったとか、転調が多すぎて弾き語りに向いてなかった、など諸説ある)
結果、曲自体の出来がよかったため、シングル曲としてリリースされることとなった。

歌詞パクリ事件

この曲が世間の話題になったこととして、歌詞パクリ事件が記憶に新しいであろう。
演歌歌手である「平浩二」氏が2015年にリリースしたシングル
「愛・佐世保」のカップリングである「ぬくもり」という曲の歌詞が、
パクリ疑惑の原因となった。
その歌詞の比較の一部がコチラ↓

「ぬくもり」
 出会った日と 同じように 霧雨の降る かがやく夜 
 目を閉じれば 浮かんでくる あの日のままの二人 
 人波であふれた 街のショーウィンドウ みとれた君が ふいに 
 つまずいたその時 受け止めた両手のぬくもり… 今も抱きしめたい

「抱きしめたい」
 出会った日と 同じように 霧雨けむる 静かな夜 
 目を閉じれば 浮かんでくる あの日のままの二人 
 人並みであふれた 街のショウウィンドウ 見とれた君が ふいに 
 つまずいたその時 受け止めた両手のぬくもりが 今でも 
 抱きしめたい

当時、ワイドショーでたくさん取り上げられ、歌詞の比較を散々していたが、
ほぼ「抱きしめたい」の歌詞をそのまんま引用している部分とかもあり、
驚きと同時に「これは面白い」という感情が湧き出てきた記憶がある。
この曲を作詞した「沢久美」氏は「抱きしめたい」を聴いたことすらない、
と疑惑を否定していた。でも真相は結局わからずじまいだった。
ちなみにこの件に関して、「Mr.children」側は正式なコメントを発表していない。

逆に考えると、モロパクリするくらいこの曲の歌詞はいい歌詞だったんだ、
しかも1992年にリリースされた曲の歌詞を、2015年にパクるという。
時代錯誤していない歌詞であることも証明された、とプラス思考で捉えることもできる。




転調が多い

先ほどもチラッと触れたが、この曲の特徴として「転調」が多いことが挙げられる。
イントロ~Aメロ、Bメロ~サビ、間奏~大サビ、と何度も転調される。
Mr.children」の曲で転調が多いものとして「終わりなき旅」なども挙げられる。
転調が多い曲は、ギターなどでコピーしようとする人にとってはとっても複雑で
めんどくさい印象が強いが、名曲になる可能性が高い。
転調させることにより、曲に深みを持たせることができ、
しかし聴く分にはほとんど違和感を感じさせない。
そのために高度な作曲テクニックが使われていることは確かだ。
素人がマネするといけないのだ。

LIVEで頻繁に披露

1992年にリリースされた曲にも関わらず、今でもLIVEで頻繁に披露されている。
これほど古いのに、こんなに披露されるのはこの曲くらいであろう。
それほど息が長く、人気が高く、完成度も高い曲、ということであろう。
LIVEではいろんなアレンジパターンで披露されているが、原曲に近い形がやっぱり一番いい。
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結婚式で演奏したいけど・・・

そもそも結婚式用に作られた曲なので、結婚式で流すのにはピッタリ。
でも、オケがある状態で歌うのならまだいいんだけど、
ギターで弾き語りするとかなると、スゲーやっかいな曲。
やっぱり転調が多いから、弾きづらいったらありゃしない。
弾き語りしたいなら、ピアノでやったほうが簡単かも。
そもそもピアノイントロだし、雰囲気出るよ。経験談より。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『sign』編の話

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今回も、「Mr.children」の曲の考察を様々な観点から進めていきたいと思う。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
sign
2004年5月26日にシングル曲としてリリースされ、
後に2005年9月21日にリリースされたオリジナルアルバム
『I ♥ U』に収録される。
ミスチル王道のミディアムバラードで、
日本レコード大賞の受賞曲でもある。

アルバム『シフクノオト』を総括した曲

この曲は、オリジナルアルバム『シフクノオト』が完成した直後、
そのアルバムを一つに凝縮したような曲ができ、それがこの曲であると桜井さんは語っている。
『シフクノオト』は「日常の何気ないものが大切」をテーマにしており、
この『sign』もそのテーマに沿った内容となっている。
しかし、『シフクノオト』には収録されず、次作である『I ♥ U』に収録されることとなるが、
『I ♥ U』は「衝動」というテーマの元、クセの強い作品がズラリと揃っているため、
この曲はアルバムの中では浮いてしまっている。
でもその「違和感」が逆におもしろい、とも桜井さんは言っている。

ドラマの内容に沿った曲

そして、この曲が最も象徴しているものとして、タイアップであったドラマが挙げられる。
TBS系ドラマ『オレンジデイズ』の主題歌になっており、
「手話」をテーマとしたこのドラマの内容に、『sign』というタイトルもピッタリはまっている。
この曲は世間的には、おそらく「sign」=「手話」というイメージが強いであろう。
しかしながら、この曲は「日常にあるすべてのものが自分に向けられているサインなのだ」
という歌詞の内容であるため、すべての人に向けた、全方位な歌だと小生は捉えている。




歌詞の考察

 ありふれた時間が愛しく思えたら
 それは”愛の仕業”と 小さく笑った
 君が見せる仕草 僕に向けられているサイン
 もう 何ひとつ見落とさない
 そんなことを考えている

これは1番のサビの歌詞であるが、
「愛の仕業」という言い回しがほんといい。
「仕業」という言葉は本来マイナスな意味で使われるが、
ここではプラスの意味で捉えることができる。
そして1番のサビでは「君」から「僕」へ向けられている
サインに言及していることがわかる。

 僅かだって明かりが心に灯るなら
 大切にしなきゃ と僕らは誓った
 めぐり逢ったすべてのものから送られるサイン
 もう何ひとつ見逃さない
 そうやって暮らしていこう

次は2番のサビ。
今度は「めぐり逢ったすべてのもの」から「僕ら」へのサインについて
言及している。
つまり、今まで過ごした日々のすべてが何らかのサインであり、
意味のないものなんてないんだよ、ということを伝えていると考察できる。
まさに「全方位」に向けた歌だということがここでわかる。

サビのメロディ

普通サビは曲の盛り上げ部分のため、Aメロ、Bメロより
高いキーになるのが常套手段なわけだが、この曲のサビのメロディは、
低いキーから静かに入り、この曲のタイトルである「サイン」のところで
最も高くなり、そしてサビの最後にはまた静かに終わる、という構成となっている。
しかし、演奏はサビ前でドラムのフィルインが入り、そしてストリングスが入り、と
反比例して盛り上がりを作り出す。だからといって決して歌を邪魔することなく、
曲の雰囲気をキープしたまま、サビを奏で、歌を引き立てる。
絶妙なバランスの元、この曲のサビは成り立っていると考える。

日常に潜むサインを見つけよう

この曲は、「ラブソング」のようで、そうじゃない面もあり、
日常に潜んでいる大事なサインを見逃すことなく生きていこう
というメッセージも含まれている。
退屈に思える普段の何気ない日にも、
きっと人生において大切な何かが隠されている。
そう思うと、退屈に思えた日常も、キラキラ輝いて見えるかもしれない。
そんなことを考えている。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『and I love you』編の話

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今回も2019年6月26日にリリースされる「LIVE DVD & Blu-ray
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に収録予定曲の中から
1曲ピックアップし、考察していきたいと思う。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
『and I love you』
2005年6月29日に『四次元 Four Dimensions』とタイトルされ、
リリースされたシングルの中の1曲である。
このシングルは4曲入りで、すべてA面、そしてすべてタイアップありと、
豪華なシングルとなっている。
そしてタイトルの「四次元」は「よんじげん」と読み、
四つの次元、つまり4曲が全く異なる曲調で、バラエティに富んだ仕上がりとなっている。
そして『and I love you』は4曲の中で「どバラード」「どラブソング」の位置付けである。
後に2005年9月21日にリリースされたオリジナルアルバム
『I ♥ U』に収録される。

曲が作られた背景

この曲は、当時制作中のアルバムの曲出しが一通り終わったところに、
プロデューサーの「小林武史」が桜井さんに「シングル曲になるようなものを1曲作ってほしい」
と無茶振りをし、その無茶振りにすんなり応えるかの如く、
桜井さんがたった「30分」で書き上げた曲である。
桜井さんのソングライティング能力を見事に引き出した小林武史はある意味すごい。

そして本来サビは曲の一番の盛り上げ部分という常識を覆し、
敢えてサビを静かに抑えるメロディ(歌い方)にするという手法を取っている。
(自身の曲でもある「Hallelujah」を参考にしたとも言っている)
そのため、サビでは「ファルセット」を多用した歌い方となっている。
そうして出来たのが、ただただ「I love you」「and I love you」と
繰り返すだけなのに、こんなにも思いが伝わってくる伝説のサビなのである。




本当はタイトルを「I love you」にしたかった?

桜井さんは、この曲のタイトルを付けるときに、
往年のラブソングである「尾崎豊」の「I love you」を超えることはできないため、
最初に「and」を付けた、と語っている。
ということは本当はタイトルを「I love you」にしたかったということだろうか。
でも「ミスチル」が表現する「I love you」という意味では、
この曲は「唯一無二」感を放っている。比べるのは野暮というものだ。

ギター演奏時に「E-BOW」を使用している

ギターの「田原さん」はこの曲の演奏時に「E-BOW」なるものを使用している。
小生はこの曲のおかけでこの「E-BOW」の存在を初めて知ることになった。

「E-BOW」とは・・・
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弦に近づけるだけでサスティンをコントロールできるアタッチメント。
バッテリー駆動でバイオリン、ホーンや木管楽器のようなハーモニーを奏でることができる。
振動電流の作用により弦振動を起こし、サスティーンを生み出すアタッチメントである。
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上記のLIVE映像で、2番のサビ前で田原さんが「E-BOW」を使用しているのがわかる。
この曲の幻想的な雰囲気を作る演奏に一役買っている。
それにしてもギター演奏に使用する道具っているのはいろいろあるんだなあ。
まだまだ知らない道具もたくさんあるんだろうなあ、と思わせる一幕であった。

バリエーション豊富な「Cメロ」

この曲の「Cメロ」は、LIVEで披露するごとにいろんな歌い方をしている。
(「KAN」と一緒に歌ったとき)には歌詞を付け足したりもしている。
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この曲の中で最も感情の高ぶりを表している「Cメロ」。
今度発売する「LIVE DVD & Blu-ray」ではどんな表現方法を取ってくるのか。
見物である。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『NOT FOUND』編の話

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今回も2019年6月26日に発売するLIVE DVD & Blu-ray
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に収録予定の曲から
1曲ピックアップして、考察していきたいと思う。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
『NOT FOUND』
2000年8月9日にシングル曲としてリリースされ、
後に2000年9月27日にリリースされたアルバム
』に収録される。
シングル曲ではめずらしいアップテンポナンバーである。
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画像にあるジャケットの蜂の巣は「蜜、空、無い→見つからない→NOT FOUND」
という意味が込められている、とまことしやかな噂もある。
でもこれを思い付いた人すごいねと思う。
よっぽど「ミスチル」好きなんだろうな。

『Q』というアルバム

『Q』の前作にあたる『DISCOVERY』では、「自由に、楽しく」をテーマにしていたが、
逆にそのテーマに縛られていた節があり、『Q』ではより「自由さ」を求め、
「テンポ」や「コード」を「ダーツ」や「くじ引き」で決める、
というとんでもないことをしていたようだ。
この曲もそうして作られた1曲である。
それもあってか、「コード進行」も今までになく複雑であるが、
そんな適当さ?を微塵も感じさせない完成度である。




タイトルの「NOT FOUND」とは?

タイトルの「NOT FOUND」は、
「インターネット」で「ウェブページ」が存在しなかったときに表示される
「(404) NOT FOUND」から来ている。
「Cメロ」がそれを示唆するような歌詞になっている。
それがコチラ↓
 
 昨日探し当てた場所に
 今日もジャンプしてみるけれど
 なぜかNOT FOUND 今日はNOT FOUND

(「Cメロ」に関しては後程さらに触れたいと思う)

ミスチル史上最高傑作?

当時は「最高傑作ができた」(桜井さんはそんなことをリリースの度に言っている)
なんてことで話題となったが、世間の評価はそこまでではなかった。
でも小生は「最高傑作」もあながち間違いではないと思っている。
今までになかった曲のスタンスでありながら、完成度がスバ抜けて高く、
当時の「ミスチル」を象徴するような代表曲であると言えるだろう。

最強の「Cメロ」

この曲の「Cメロ」は数ある「ミスチル」の曲の中で一番素晴らしいと小生は思う。
歌詞に関しては先ほども触れたが、メロディがとてつもなくいい。
この曲の中でオオサビより盛り上がるメロディになっており、
このCメロを超える作品はこの先もでないんじゃないかな・・・。
でもいつかは超える作品を作ってほしいと願っている・・・。

LIVEバージョンも聴いてね

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LIVEバージョンでは、原曲よりキーを下げ、テンポは上げて演奏するのが定石となっている。
(原キー高いもんな。)
しかしキーを下げたからといって、残念感はまったくなく、テンポが早くなっているため
よりスピード感が出てむしろ超盛り上がる。
でもLIVEでも原キーで歌っているときもあるから、そのときは「神」だなって思う。

今度リリースされるLIVE DVD & Blu-rayでは、どんなアレンジとなっているのか。
乞うご期待。非常に楽しみだ。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『くるみ』編の話

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今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
『くるみ』
2003年11月19日に両A面シングル『掌/くるみ』としてリリースされた。
後に2004年4月7日にリリースされたアルバム
シフクノオト』に収録される。
ミディアムテンポながらも後半にかけてのアレンジがドラマティックな盛り上がりを見せて、
儚さ」も「切なさ」も「力強さ」も感じることができる一曲となっている。

『くるみ』とは何か

タイトルの『くるみ』とはそもそも何を表しているのか。
それは、「これから来る未来」を擬人化したものである、とのこと。
「キャバクラ」などの「源氏名」からヒントを得た、的な話もあるが、
それはまあ、置いといて(ということは女性をイメージしているんだろう)、
歌詞も「くるみ」という名の人に呼び掛けているような形となっている。

歌詞をメロディに詰め込む手法

 
 良かったことだけ思い出して
 やけに年老いた気持ちになる
 とはいえ暮らしの中で
 今動き出そうとしている
 歯車の一つにならなくてはなぁ

一番のサビの部分。
一聴すると、かなりの文字数をメロディに無理やり押し込んでいるように感じるが、
それを聴き心地を悪くすることなく上手に当てはめている。
これは「佐野元春」が元祖と言われ、独自の行間で言葉を詰め込むのがうまい。
でも「ミスチル」もそういう手法を使っている曲が多い。
それにしても見事にうまくメロディにはめ込んでいるよなあ。アッパレ。

この曲で一番言いたかった部分

 どこかで掛け違えてきて
 気が付けば一つ余ったボタン
 同じようにして誰かが 持て余してたボタンホールに
 出会うことで意味が出来たらいい

これは2番の歌詞のサビであるが、
桜井さんはこの曲で一番大事な歌詞がこの部分である、と語っている。

どんな人も、人生の中で間違えたであろうと後悔する選択はいくつもあるだろう。
でもそんな間違いさえも、大切な誰かと出会うために必要な選択であったのなら、
それはもう間違いではなく正解になる。そんな意味が込められているのだろう。




MVが神がかっている

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CD EXTRAとしてミュージックビデオが見れるようになっており、
このMVが「感動する」「泣ける」と当時話題となった。
架空のバンド「Mr.ADULTS」が登場する話で、
それぞれ燻った、草臥れた、うだつの上がらない日常の生活を抜け出そうと、
ボーカルの作った曲(これが『くるみ』)を軸に、中年のおじさん4人がバンドを結成し、
夢をもう一度追いかけようとするも、結局うまくいかず解散?してしまうが、
もう一度やってよかったな、後悔はないな、的な感じで終わる。
最後に「Mr.ADULTS」と命名した時のメモをボーカルが投げ捨て、
それをたまたま通りかかった桜井さんが拾い、もう一つの名前の案であった
Mr.children」というメモを見て、それがきっかけで「Mr.children」が生まれた
的な展開となっているが、これはもちろんフィクションである。
しかしそれを信じてしまう人もいたらしい。

ドコモのCMもいい

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発売当初はノンタイアップが、後に「ドコモ」のCMの曲として起用される。
このCMがまたいいのだ。
何がいいと言われたらうまく言えないんだけど、
静止画が淡々と切り替わる演出もいいし、この曲になんだかマッチしている。
そしてラスサビを使用しているところが最も大きい部分である。
あの神がかったラスサビに、この映像が合わせると・・・。
もう言葉は出ない。
分かってくれる人、いるかな・・・。

様々なアレンジ

この曲は『くるみ - for the Film - 幸福な食卓』として
シングル『しるし』のカップリングとしてリアレンジされ収録されたり
(映画のために作られた)、LIVEでも原曲と違うアレンジ、違うキーで
披露されることが多い。キー高いもんなあ・・・。
でもやっぱり原曲ママのアレンジ、キーが一番いい。
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人は矛盾した生き物

 今以上をいつも欲しがるくせに
 変わらない愛を求め歌う
 そうして歯車は回る
 この必要以上の負担に
 ギシギシ鈍い音をたてながら

この歌詞の通り、確かに人間は矛盾した生き物なんだよな。
でもこの社会と歯車となって、明日も生きていかなきゃいけないな。
この曲を聴くと、そう考えさせられる。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『ラララ』編の話

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今回も「Mr.children」の曲を1曲選んで考察していきたいと思う。

今回の曲

今回の選んだ曲はコチラ
『ラララ』
1999年2月3日にリリースされたアルバム
『DISCOVERY』に収録された曲である。
後に2001年7月11日にリリースされたベストアルバム
Mr.Children 1996-2000』に収録された。
全体的に柔らかい印象のミディアムナンバーである。

「ラララ」とは何か

この曲は単調な日常を過ごしている主人公が、そんな淡々と過ごす日々を変えたくて、
名称もわからない「何か」を探していく、という物語である。
その「何か」というものは、

 「簡単そうに見えてややこしく
 困難そうに思えてたやすい」

ものであったり、

 「参考書よりも正しく
 マンガ本よりも楽しい」

ものであったりと、おそらく探しても見つからないもの
であるとわかっていながらも、そしてさらに、

 愛する人も同じように
 今日も元気で暮らしている
 一人じゃない喜び
 なにはなくともそれで良しとしようか」

という結論に達してはいるのだけれど、今日も「何か」を求めて続けていく
それが人生なのである、という曲である。
その名称のわからない「何か」を、この曲では「ラララ」としている。
※斜体になっている部分はこの曲の歌詞である。




ベストオブ歌詞

 太陽系より果てしなく
 コンビニより身近な
 そんなLaLaLa そんなLaLaLa
 探してる 探してる

これはサビの歌詞であるが、
この曲もまた、「コンビニ」という、曲を「安くさく」してしまいそうな、
危険なワードを敢えて使用することにより、逆に前後の歌詞を引き立てる効果を出す
非常に高度なテクニックである。
昔、「猿岩石」が「コンビニ」というタイトルの曲をリリースしていたことがあるが、
(いい曲だけど)タイトルで残念な感じを出してしまっているな、もったいないな、
と思った記憶がある。
また、「BoA」の「メリクリ」という曲で、「コンビニでお茶選んで」という歌詞が
あるが、これも何でこんな歌詞を使ってしまうんだろう、もったいないな、と感じた
記憶もある。
しかしこの『ラララ』という曲は、そんな小生の偏見の塊のである常識をも覆してしまった。
この「コンビニ」という残念ワードを使用して、ここまでいい曲に仕上げてしまうというのは、
やはり桜井さんの凄い才能である。

曲調について

この曲は、アレンジがとてもシンプルで、イントロやアウトロも短く、
間奏という間奏もなく、一曲通して緩急も少なく、淡々と進んでいく印象を受けるが、
それが「何の変哲もない日常が一番大切」というこの曲のコンセプトに合っている。

LIVEでは大合唱

LIVEでは、「ラララ」の部分を観客に歌わせることが定番となっており、
大合唱必至。シンプルな曲であるにも関わらず、大盛り上がりになる一曲となっている。
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単調な日々、それが本当は一番の幸せ

人はないものねだりをする生き物。
小生も、日々穏やかに過ごしたい、と願いながらも、
刺激がないと物足りなく思ってしまう。
何もなかった今日という日が一番幸せ。
それをわかっていながらも、人は明日も「ラララ」を探してしまうのだろう。

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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『花 -Mémento-Mori-』編の話

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前置き

今回も、2019年6月26日にリリースされるLIVE DVD & Blu-ray
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に収録予定の曲から、
1曲ピックアップして、その曲を考察していきたいと思う。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ
『花 -Mémento-Mori-』
1996年4月10日にシングル曲としてリリースされ、
後に1996年6月24日リリースされたアルバム
『深海』に収録される。
印象的なアコースティックギターストロークから始まる、
ミディアムテンポのダーク色の強いナンバーである。
ちなみにタイトルの「Mémento-Mori」とはラテン語
「死を思う」という意味がある。

前奏のアコギのストローク

あの前奏のアコギのストロークは何度も練習したが、
納得した出来にはならなかった。
実際に桜井さんがLIVEで弾いているのを聴いてみても、
原曲のそれとは何か違う。
じゃあレコーディングで弾いた人は誰なんだ?桜井さんではないのか?
と疑ってしまうくらいに、あのニュアンスを出すのはムズい。

有名なエピソード

この曲は、アルバムの曲を一通り出し切った後、
二日酔いのまま気分転換に野球をしていたときに
思い付いた曲だとのこと。

 負けないように 枯れないように 
 笑って咲く 花になろう

という歌詞が、あまりに安直すぎるため、
自分たちの曲にすることに抵抗があり、
最初は女性ボーカリストに提供するような話もあったが、
最終的に出来がよかったため、もったいないということで、
結局自分たちの曲としてリリースされた、という経緯があったとのこと。
最終的に桜井さんは21世紀に残したい自分たちの曲、という質問に、
この曲を選んでいたくらい気に入っている。




Cメロの展開がエグい

Cメロに入るとガラリと曲調が変わり、
アコースティックテイストから、ハードロックテイストになる。
それがいいスパイス、緩急となって、この曲を締めてくれている。
そしてその後にくるギターソロを引き立ててくれている。
一見突拍子もないアレンジに聴こえるが、
全体的に見るとうまくバランスが取れている。

冬の曲のイメージ

PVのイメージがあるからか、冬の曲という印象が強い。
冬の寒さにも負けずに咲く花のことを歌っているように聞こえ、
全体的には暗い内容の歌詞となっているが、サビの部分を迎えると
前向きな歌詞になるので、ある種、人生の応援ソングとも言えよう。

「-Mémento-Mori-」が取れたバージョン

アレンジが全く異なるバージョンもあり、
それは2001年8月22日にリリースされたシングル
『優しい歌』のC/Wとして収録され、
TOUR 「POPSAURUS 2001」で披露されている。
ここでは多くは語らないが、小生は「-Mémento-Mori-」バージョンが好き。
というかそれ以外はいらない。人それぞれだとは思うが。

ということでLIVEバージョンが楽しみ

LIVEでは頻繁に披露されている、というわけではない。
なのでLIVEで聴くことは結構貴重である。
今回リリースされる「LIVE DVD & Blu-ray」ではどんなパフォーマンス、
どんな演出になっているのは非常に楽しみなところである。

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【ミスチル・オススメ・話題の曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『擬態』編の話

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前置き

今回は、2019年6月26日にリリースされるLIVE DVD & Blu-ray
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に収録予定の曲から
1曲取り上げて考察していきたい。

今回の曲

今回取り上げた曲はコチラ
『擬態』
2010年12月1日にリリースされたアルバム
『SENSE』に収録されている曲である。
LIVEでも割と披露される、BPM130のアップテンポナンバーである。

アルバム『SENSE』について

この曲が収録されている『SENSE』というアルバムについては、
発売前に大々的にプロモーションをすることはしなかったのであるが、
Web上で『SENSE PROJECT』なる奇妙なホームページを立ち上げ、
不可解な動画(女の人の唇アップで「トビウオニギタイ」という音声が流れる)だったり、

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画面上に映し出された携帯電話に(表示された電話番号で)
電話をかけるとその携帯電話が光る演出をつくったりなどなど・・・。
恐怖すら感じる意味不明な内容で、結局真相はわからずじまいだった。
あれはいらなかったんじゃないかな。いいアルバムなだけにちょっと残念。
(ちなみに「トビウオニギタイ」は『擬態』の歌詞の一部だったけども)




最強のAメロ

 ビハインドから始まった
 今日も同じスコアに終わった
 ディスカウントして山のように
 積まれてく夢の遺灰だ

この歌詞とメロディは、もしかしたら
この世の中に幾多にある曲達の中で、最強のAメロかもしれない。
上手く説明はできないんだけど、
歌詞とメロディはここまでリンクしていて、
それでいてこれから何かが始まるワクワク感を絶妙に演出してくれている。
こんな思いになるメロディと歌詞は小生が知る限りこの曲意外にない。
皆様もぜひとも一度聴いてみていただきたい。

賛否両論ある歌詞

 富を得た者はそうでない者より
 満たされてるって思ってるの!?
 障害を持つ者はそうでない者より
 不自由だって誰が決めんの!?
 目じゃないとこ
 耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ
 見落としてしまう
 何かに擬態したものばかり

これはCメロの歌詞であるが、
なんの捻りもせずに「障害」というワードを使っているところで、
「障害者」に対するデリケートな部分を責めている印象を受けるので、
賛否があったのだろう。
ミスチルの中でもあまり類を見ない歌詞に、衝撃を受けた人も多いはず。
おそらく敢えて「障害」という言葉をそのままストレートに使用したのだと予想している。
この歌詞はとてつもなく深いメッセージが隠されていて、
世間や社会に対して、皮肉を混ぜながら警鐘を鳴らしているように感じる。

LIVEバージョンが秀逸

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なんといってもLIVEバージョンがいいよね。
観客に歌わせているところが一体感があっていいね。
LIVE DVD & Blu-ray を購入予定の人は、この曲をぜひとも注目して聴いてみていただきたい。

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