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【ミスチル・オススメ・名曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『ALIVE』編の話

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今回の「Mr.children」の考察曲は、ちょっとクセがある曲を選んでみた。
しかし名曲であることには違いない。

今回の曲

今回選んだ曲はコチラ↓
『ALIVE』
1997年3月5日にリリースされたオリジナルアルバム
『BOLERO』に収録されている曲。
後に2001年7月11日にリリースされたベストアルバム
Mr.Children 1996-2000』にも収録される。

ダークな面とポジティブな面の両極を持ち合わせた
いわゆる「人生の応援歌」的な要素がある曲である。
しかし、ダークな面が8割くらいかもしれない・・・。

曲の雰囲気

打ち込みのリズムから静かに始まり、特徴的なベースのリフが入り、
そのままの雰囲気で淡々と歌パートに続いていく。
PVも終始白黒映像、メンバーが森の中にいたり、歩いたりなど、
廃退的なイメージで作られている。
www.youtube.com
大サビでは転調し、ギターや生ドラムで壮大な雰囲気を醸し出し、
まるで希望や光が多少見えてきたようなイメージとなる。

歌詞について

 この感情はなんだろう 無性に腹が立つんだよ
 自分を押し殺したはずなのに
 馬鹿げた仕事を終え 環状線で家路を辿る車の中で
 全部おりたい 寝転んでたい 
 そうぼやきながら 今日が行き過ぎる

これはしょっぱな1番のAメロの歌詞であるが、
これからわかるように歌詞に関しては・・・ほんとにすごい。
おそらくミスチル史上群を抜いてダークな歌詞なんじゃないかなって。
風刺を利かせて世間を皮肉る歌詞は、ミスチルの曲には結構あって、
大抵そういう曲はアップテンポなんだけど、
この曲はミディアムテンポながら、風刺や皮肉というよりは、
諦めの境地、といった心境なのではないかと思われる。
この曲を作った当時は、桜井さんは精神的に病んでいた、なんて
話もあるが、それが色濃く反映された歌詞になっているのであろう。

 手を汚さず奪うんだよ 傷つけず殴んだよ
 それがうまく生きる秘訣で
 人類は醜くとも 人生は儚くとも
 愛し合える時を待つのかい

うーん。この歌詞は・・・。
もう人生を諦めているかのような内容であるな。
でも確かにそうやって生きるほうが賢いのかもしれないし、
正直者は損をする世の中だ、ということを言いたいんだろうな。
それについては今も昔もそんなに変わらない気がする・・・。



 夢はなくとも 希望はなくとも
 目の前の遥かな道を
 やがて何処かで 光は射すだろう
 その日まで魂は燃え

これは1番サビの歌詞であるが、多少のポジティブさは
感じられるものの、どこか冷めた感じも見受けられる。
汚いことをすべて受け入れてでも前に進むしか道はない、
そんな風に感じられる歌詞である。

学校の課題で提出した歌詞

 誓いは破るもの 法とは犯すもの
 それすら一つの真実で
 迷いや悩みなど一生消えぬものと思えたなら
 ボクらはスーパーマン

これは、小生が学生のとき、印象に残った言葉を挙げる課題として
提出したことがある歌詞である。
こんな歌詞を提出するなんて、イタイ学生だったことは否定しない。
しかし、この歌詞ほど、この薄汚れた社会を的確に言い表した言葉はない。
そして、悩みや迷いは一生付き合わなければならないもの、というのを
こんなにカッコよく表現できるなんて・・・。
この歌詞を提出したことに後悔はない。

LIVEではもっと前向きな曲に進化している

www.dailymotion.com
この曲は、LIVEで頻繁に披露されている。
原曲では入っていないところにギターパートが入ったり、
ピアノアレンジがあったり、映像の演出があったりなどなど・・・
年々ポジティブで前向きな曲として進化している。
LIVEで聴くと、大サビの歌詞「やがて荒野に 花は咲くだろう」が
より胸に、心に響く。
これからもLIVEで披露してほしい一曲である。

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www.bystonwell-blog.com


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