【ミスチル・オススメ・話題の曲】「Mr.children」がとにかく好きなんだ『また会えるかな』編の話
「Mr.children」の曲を考察するこの企画。
今回はシングル曲でもないマイナーな曲にも関わらず、最近みなさんが耳にしているであろう
アノ曲を取り上げてみた。
今回選んだ曲
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また会えるかな
1996年2月5日にリリースされたシングル
「名もなき詩」のカップリング曲として収録されている曲である。
「ラブソング」と言われれば「ラブソング」であるが、
狙った女性を職場で口説き落とす、
まるで「中年のおじさん」を描いているような内容である。
最近テレビでよく聴く
1996年に発表された曲にも関わらず、現在放送している
テレビ朝日系バラエティ番組「あいつ今何してる?」のテーマソングとして使用されている。
「また会えるかな♪」という曲の出だしはきっと誰でもどこかで聴いたことがあるはず。
曲の出だし15秒でよりキャッチーなものを作ることに挑戦するなど、
耳に残るメロディを作り出すことに長けている桜井さんならではの、
とても心地のよい「また会えるかな♪」の部分は、CM曲やテーマソングとして使用するのに
適しているのだろう。だからこんな古い曲を今でも取り上げるのだろう。
やっぱり桜井さんは天才や。
四文字熟語を多用している
「社交辞令」「大胆不敵」「青春時代」「曖昧模糊」「優柔不断」
といった四文字熟語が歌詞の中に散りばめられており、桜井さんらしい遊び心が覗える。
四文字熟語を多用することで、理屈くさい「中年」感を演出しているのだと思われる。
曲全体を聴くとまったくイメージと違う?
「また会えるかな♪」の出だし部分はみなさんもよく聴いたことがあるだろうと
先ほど申し上げたところだが、そこだけしか知らない人がフルでこの曲を聴くと
まったく違うイメージを抱くことだろう。
「中年のおじさん」感もそうだが、間奏になると曲調がガラリと変わり、
オペラのような、オーケストラのような壮大なアレンジとなり、
間奏の終わりには赤ちゃんの笑い声が鳴り響く、そしてまた曲調が戻る、
といった当時ではめずらしい斬新なアレンジとなっている。
「カップリング曲」=「捨て曲」のイメージを払拭
この曲は、まだ「8 cm CD」だった頃に発表されているが、
その当時はシングル曲のカップリングは、
「捨て曲」だという認識が強い時代であった(CDを買ってもシングル曲しか聞かれない)。
しかしこの曲はカップリング曲にしては手の込んだ、作りこまれた作品であり、
小生の「捨て曲」の概念を覆された曲の一つである。
この曲を聴いてからは、他のアーティストのカップリング曲も聴くようになった。
今ではシングル曲、カップリング曲のような垣根は無くなってきているが、
どのアーティストも一曲一曲、時間をかけて丁寧に真心こめて作っていることだろう。
この曲を久々に聞いて、改めてそのことを感じるのであった・・・。
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